過去ログ - [アイマス]  飛鳥「素直に」 佐々木「なれなくて」  [ハルヒ]
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20:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:20:47.20 ID:27y/aOKg0
と、思ったが、ここら辺でそれなりの値段で服が買える場所を良く知らなかったので、

事前のリサーチ不足を嘆きつつ携帯を取り出す。
 
 なるほど……少し離れいるが、あるらしい。
以下略



21:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:21:34.88 ID:27y/aOKg0
 ……これを親友に言った事があるのだ。しかし、その親友は

「ご飯を食べてから買ってもいいじゃないか」と言ってきたわけだ。

しかし、そうすれば人間の特性上少しばかり胃が膨らんでしまうだろう? 
以下略



22:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:22:09.44 ID:27y/aOKg0
 日頃の運動不足と言うのはいつ効いてくるか解らないものだ。少々歩いただけで疲れがたまる。

これからは定期的に歩くことを習慣づけよう。

 そう誓いながら、少し開けた場所にある公園にベンチを見つけ一呼吸する。
以下略



23:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:22:58.16 ID:27y/aOKg0
 無機質なコンクリートの建物だらけなこの場所にとってはいわばオアシスの様なものかもしれない。

ここには文字通り噴水などがあるし。

「隣、いいかい?」
以下略



24:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:23:44.21 ID:27y/aOKg0
顔をあげる。 声の主は女の子だった。女の子にしては落ち着いた深い声、しかし、

彼女の髪の毛に一瞬で目が奪われる。明るいオレンジの様な短い髪に、黄色いエクステといったかな、

付け毛がアクセントになっている。
以下略



25:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:24:27.82 ID:27y/aOKg0
「うぐっ……」

 彼女は一口傾けると苦虫を……苦いコーヒーを飲んだかのような顔をして早々に口に持って行った手を下げる。

「この苦さが……何故か心地いい」
以下略



26:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:25:03.13 ID:27y/aOKg0
「キミだよ、キミ」
 
 くい、とこちらを向いてきたのでそうなんだろう。

「たしかに……そう思っていた事があったかもしれないわね」
以下略



27:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:25:47.51 ID:27y/aOKg0
「大げさかしら? 私はまだモラトリアムの日々を過ごしている学生の身分にしかすぎないけれど、

大人と子供なんてそんなに変わらないものかもしれないと思っているよ」

「ふむ……物事の違いというのも難しい話だね、そうだ、あの工場がみえるだろう」
以下略



28:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:27:01.70 ID:27y/aOKg0

「そして、見えるかい? 白い煙を吐く、煙突の姿が。あの工場とボクらは、何処が違うんだろう。

モノやキモチを無為に生み出しては、この寒空に息を吐き続ける。その姿は孤独でも、

以下略



29:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:28:12.72 ID:27y/aOKg0
「あなたは面白い事を考えているのね」

 率直な感想だった。今の学校での話題とは全然違う。 

進学校だから仕方がないと諦めていた面もあるのだが、模試がどうだった、
以下略



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