過去ログ - [アイマス]  飛鳥「素直に」 佐々木「なれなくて」  [ハルヒ]
1- 20
26:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:25:03.13 ID:27y/aOKg0
「キミだよ、キミ」
 
 くい、とこちらを向いてきたのでそうなんだろう。

「たしかに……そう思っていた事があったかもしれないわね」
以下略



27:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:25:47.51 ID:27y/aOKg0
「大げさかしら? 私はまだモラトリアムの日々を過ごしている学生の身分にしかすぎないけれど、

大人と子供なんてそんなに変わらないものかもしれないと思っているよ」

「ふむ……物事の違いというのも難しい話だね、そうだ、あの工場がみえるだろう」
以下略



28:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:27:01.70 ID:27y/aOKg0

「そして、見えるかい? 白い煙を吐く、煙突の姿が。あの工場とボクらは、何処が違うんだろう。

モノやキモチを無為に生み出しては、この寒空に息を吐き続ける。その姿は孤独でも、

以下略



29:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:28:12.72 ID:27y/aOKg0
「あなたは面白い事を考えているのね」

 率直な感想だった。今の学校での話題とは全然違う。 

進学校だから仕方がないと諦めていた面もあるのだが、模試がどうだった、
以下略



30:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:29:01.99 ID:27y/aOKg0
「そうかい? みんな思っているよ『こいつは痛いヤツだ』ってね」

 自嘲気味に語るがどこからか誇らしそうにも思える。そして、続けた。

「でも、思春期の14歳なんてそんなものだよ」
以下略



31:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:29:51.24 ID:27y/aOKg0

「ええ、なんだかね、わかるのよ」
 自分にそっくりかもしれない、と思ったからと言うのは何だか気恥ずかしい。

「そ、それは嬉しいな。皆からはそうは思ってもらえないから、まぁ、周囲に迎合するつもりもないのだが」
以下略



32:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:30:36.03 ID:27y/aOKg0
飛鳥曰く
「そう、キミは面白いな」

「ありがとう」

以下略



33:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:31:22.52 ID:27y/aOKg0
「これかい? これは地毛じゃないんだ」
 さっき目を惹かれた黄色い束を掴んだ。

「ああ、そうだとは思っていた、私はあまりそういうのお洒落には詳しくないのだがエクステ、というのだっけ?」

以下略



34:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:32:04.33 ID:27y/aOKg0
「ささやかな抵抗ね……解らなくはないかな」

「おお、理解るのかい?」

「ええ、私にもそんな時期があったわ、と言ってももしかしてまだまだそんな時期にいるのかもしれないわ」
以下略



35:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 00:33:02.37 ID:27y/aOKg0
「ちょっと思い出せないわ、私も何かに抵抗を持っていたというのは嘘では無いのよ、だけど、
それって何に対しての抵抗かなんてわからないものじゃない?」

「そうかもしれないね、でも、きっとそれはキミにとって大切なモノだったんだよ。
今は忘れているってことは、どうでもよくなったのかもしれない」
以下略



36:名無しNIPPER[sage]
2015/04/14(火) 02:29:55.86 ID:GIgw/D4DO
アイマスつか飛鳥だからデレマスだよな



46Res/21.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice