過去ログ - 【安価】渡辺「それは違うぞ!」【OSD】
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187: ◆Z149ikYD1cLY[saga]
2015/05/23(土) 23:06:26.94 ID:CUjKuDGY0


桐ノ過「――!! ――――!!」


桐ノ過が何か叫ぶが……聞こえない。意識の外に声が遠のいていく。

逆にモノクマの声は妙にクリアに脳に響いた。


渡辺「俺は殺してなんかない俺は殺してなんかない」

渡辺「そうだ俺のせいじゃない俺のせいじゃない俺のせいじゃない!!」

モノクマ「これを見ても……そう言える?」


モノクマが取り出したのはDVDを見るための再生機器。そこに【小野方】と書かれたDVDが入れられた。モノクマは再生ボタンを押す。


そこには……


渡辺『よろしく』

渡辺『「超高校級の嘘つき」?』

渡辺『不名誉すぎる肩書をありがとう。っつかちゃんとお前らも仕事してきたんだろうなぁ!!』

渡辺『小野方!』


   【彼を救いたければその他の命を差し出せ】



……俺自身の姿が映っていた。


モノクマ「彼が人を殺した。その理由はねぇ?」


聞きたくなかった。事実が。モノクマの。口から。


モノクマ「君を守るためだったんだよぉ?」



――『ここにいる全員を敵に回してでもアタルを守って見せるからさ』



脳裏に言葉がよぎる。


モノクマ「君みたいな凡人が。才能のないクズが。才能あふれる彼らを殺したんだぁ……」

モノクマ「君のせいだ」


???「――沈めよ、凡人」


楽しそうな声が聞こえた。他の誰でもない、恐らく【黒幕の声】


???「絶望しろ」


黒幕の声がモノクマのスピーカーから俺に聞こえるぐらいの音量で発せられる。


渡辺「俺のせい……?」

渡辺「あああぁぁぁ……」

渡辺「ああぁぁぁぁああぁぁぁああああああああぁぁぁぁあああ!!!」



その日から俺は絶望へと堕ちていった…………




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