過去ログ - 【きんモザ】穂乃花「カレンちゃんに告白されちゃった……」
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123: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/04/23(木) 00:37:49.32 ID:oR+44Uid0

 夜。
 ようやく気持ちも落ち着いてきた私は、改めて日記を書こうとした。
 静かな自分の部屋。これまでの出来事を思い返しつつ、私はペンをとる。

穂乃花「……思い返してみると、本当色々あったなぁ」

 ここ数日の密度って……。
 思わず苦笑。人間、なにがあるか分からないものだ。

穂乃花「――さて、と」

 多分、書ける。なんとなくそんな気がした。

 私の太陽だったカレンちゃん。
 眩しい彼女の日差しを受けて、目を細めるだけの私。
 彼女に近づいたらどうなるか。それを怖がるばかりで、私は勇気を出せなかった。
 けれど私にはみんながいた。
 みんなの力を、応援をかりて私はようやくカレンちゃんに近づく勇気を持てたのだ。
 太陽は強くみんなを照らすだけではなく、優しい暖かさもあった。
 これからは遠くからではなく、近くから、眩しいほど明るいカレンちゃんのことを見ていたいと思う。

穂乃花「ポエム……」

 ペンを置いて、私は頭を抱えた。
 間違いなく、未来の私がこれを見たらこっ恥ずかしく思うだろう。
 ――でも、これでいいんだと思う。
 私はここ数日恥ずかしいことをしてきた。
 これから先、もしカレンちゃんと付き合い続けているなら――笑えるはずだよね。
 恥ずかしいだろうけど。

穂乃花「――よし。寝よ」

 カレンちゃんと恋人。
 その実感は一日が終わろうとしている今もさっぱりで、きっと目覚めてもそうなのだろうと思う。
 私はこれからゆっくりと、気持ちを整理して受け入れていくんだろう。
 カレンちゃんと、友達のみんなと一緒に。

穂乃花「……みんな、ありがとう」

 だから今日は安心して休もう。
 明日もまた、賑やかになりそうだから。


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