過去ログ - 【R18】難波笑美「おもろい事、しに行く?」
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15: ◆K1k1KYRick[saga]
2015/04/13(月) 16:20:13.71 ID:dbR5Y8qyo
「すげーな、最近の笑美は。テレビで出ない日がないじゃないか」

B.B.ロワイヤルのプロデューサー陣と飲みに行くと、最近二人からこう指摘される。

「ああ、俺も笑美にあんな才能があるとは気づかなかった」

「バラエティーにドラマの俳優、仕事の幅が広がってるな。俺より羽振りがいいだろう最近?」

友紀Pに肘で小突かれながらも俺は内心得意になっていた。

あの後、俺は笑美に初めてドラマのオーディションを受けさせた。

ちょい役の出演だったがそれまでのイメージと異なるシリアスな演技を笑美は魅せて話題を呼んだ。

それからはドラマ出演のオファーも来るようになり、今までより格段に忙しくなった。

きっかけはどうあれ、俺以外誰も気づかなかった彼女の演技力と

色気を生かせる仕事が増え、プロデュースは順調に進んでいる。

今までぬるま湯に浸かっていたが、俺は彼女をもう少し上のランクに

上げるようにプロデュースしてみたくなった。

携帯電話が鳴ったので、席を外して出てみた。

笑美からだ。

『プロデューサーはん、ドラマのオーディション受かったで! 主役のやつ!』

携帯の向こうで笑美はあの元気な声でオーディション合格の報告をした。

「おお、あれか! よくやったぞ笑美。気合い入れて頑張っていこうな!」

『任しとき! プロデューサーはんがいれば何も怖ないわ』

俺は前祝いに何かお願いがあるか、と聞いた。

オーディションに合格すれば何でも聞いてやると約束していたのだ。

最近急に忙しくなったため、前のように休暇一緒に過ごす事が出来なくなっていた。

だから久し振りに彼女のワガママを聞いてあげたかった。

『そうやなぁ……久し振りやし……』

笑美は軽く笑った後、恥ずかしそうに言った。


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