過去ログ - 【R18】難波笑美「おもろい事、しに行く?」
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3: ◆K1k1KYRick[sage]
2015/04/13(月) 16:06:12.89 ID:dbR5Y8qyo
「俺の巴も、もう一押し何か欲しいもんだな……」

居酒屋の席で巴Pは俺と友紀Pに愚痴るように言った。

彼は理論家で、姫川友紀・難波笑美・村上巴のユニット「B.B.ロワイヤル」に加えて

新鋭アイドルの橘ありすや、ベテランアイドルの川島瑞樹を既に巴と組ませていた。

そしてその成果は知名度と人気として着実に現れ始めていた。

B.B.ロワイヤルのブレイクに乗って次の総選挙でどこまでいけるか彼は日々綿密な分析をしている。

知名度やブレイクを彼が意識しなければいけない理由は、巴の実家にあった。

プロデュースしてからというもの、巴の父親からプロデュースの進み具合や

新曲のコンセプトに至るまで数多くの要望が来るからだ。

迷惑極まりないが、何分父親の家業が家業なものだから

おいそれとたしなめる事も出来ず、いつも胃をキリキリと痛めながら

彼はプロデュースを続けていた。

一方、俺はというと大分ぬるま湯に浸かってプロデュースをしている。

笑美はB.B.ロワイヤルに属してそこそこの知名度は獲得してはいるものの

メインは上田鈴帆とのデュオをよるバラエティー路線に主軸を置いている。

こちらはどちらも総選挙上位にランクインした事のない者同士なので

気負いせずまったりとした雰囲気の下でプロデュースしていた。

「笑美P、アイドルを任されたからにはさぁ、もっと上を目指そうぜ」

友紀Pも巴Pも尻穴の緩んだ俺の事を思って真剣に言ってくれている。

確かに時折もう少し難波笑美の魅力に気づいてくれてもいいんじゃないかと思う日もある。

俺は元気で楽しい娘が好きだから、そんな娘の多い

パッショングループのアイドルのプロデュースを志願した。

笑美をプロデュースする際、俺は歌い踊る王道のアイドル路線よりも

笑いで観客を虜にするバラエティー路線の方が彼女に合っているんじゃないかと思った。

幸い本人の要望と一致し、その路線でプロデュースし続けているが

ひょっとしたら他の敏腕プロデューサーに任せれば

王道ルートで早くブレイク出来たのではないかと自問自答する。

とにかく彼女が笑顔で仕事出来ればそれだけで満足だった。


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