過去ログ - 【R18】難波笑美「おもろい事、しに行く?」
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4: ◆K1k1KYRick[saga]
2015/04/13(月) 16:07:24.55 ID:dbR5Y8qyo
「なぁ、プロデューサーはんて関西出身ってホンマなん?」
「そうだよ。生まれも育ちも浪速区」
「せやかて、関西弁全く喋らへんやん。東京の人か思たわ」

屈託のない笑い声をあげる笑美の愛らしさにはいつも癒される。
声も耳に心地良く響く。聞いているとこっちまで楽しい気分になってくるのだ。
間違いなく彼女には人を魅了するというか楽しませるアイドルとしての素質がある。
当面、ネタの仕込みさえ怠らなければ、バラエティーで失敗する事はまずないし
知名度はさておき仕事関係は安定していた。
グラビアとか他の仕事も持ってきてやりたいが、冒険しようにも
ツルペタから特盛まで揃っているパッショングループの中で
良くも悪くも平均値のスタイルをしている笑美だと少しインパクトが薄い。

俺も何とか彼女の水着をグラビアで見てみたいものだが。

「あんな、プロデューサーはん。最近オシャレな喫茶店がこの近くに出来てんよ」

「おお、じゃあ軽くそこで食べに行こうか」

俺は一ヶ月に一度位の頻度で休日に笑美と大阪をぶらついて過ごす。

若い娘と一緒にいると何やらデートしている気分になって

ただの散歩ですら楽しくなってくるから不思議だ。

「お、笑美ちゃんやん!」

「テレビ見とるでー。また鈴帆ちゃんと一発おもろいの頼むわ!」

商店街を歩くと地元だけあっておっさんおばさんたちに声を掛けられる。

「任しとき!」と笑美は彼らにブイサインを向けた。

喫茶店に着く前にできたてのたこ焼きやら

新商品の試食やらをごちそうになり、満腹になってしまった。

「笑美、まだ食べられるのか……」

「スイーツなら別腹や。プロデューサーはんも奢ってくれるし勿体ないやん」

「おいおいおい、さらっと奢らせないでくれ」

笑美と外食を摂る時はいつも何だかんだ言って俺が奢っていた。

割り勘にしてもいいのだが、笑美と一緒に休日を過ごせるなら

これぐらいの出費、と思ってついつい会計で財布の紐を緩めてしまう。

こんな楽しい娘が彼女だったらどんなにいいだろうか、と最近そればかり考えている。

しかしプロデューサーとアイドルの関係上、恋愛はタブーだ。

結婚に踏み切った留美Pや美優Pのようには中々いかない。

こうしているだけでも幸せなんだから充分じゃないかと

自分に言い聞かせて、もう半年経とうとしていた。


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