過去ログ - 魔女「流れ星に願うこと」
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59: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/17(金) 19:13:26.20 ID:14Sbjc3O0
苦し紛れに出た言葉だった。
だけど。

魔女「可愛い――見習いがか?」

魔女の顔は呆気に取られていて。

死神「お、おう?」

魔女「なぁ…どこが可愛い?」

予想外な質問を投げかけてきた。

死神「えーと、内気でモジモジしてる所だろ。あと人畜無害そうな所に、一生懸命働く所と…あぁ、顔も地味系だけど可愛いと思うな」

魔女「そうか。ふ、ふふふっ」

魔女はそれを聞くと――

魔女「そうかそうか!見習いを可愛いと言ってくれるか、ふふっ、はははっ」

その笑いは、心底嬉しそうだった。…意味がわからない。

魔女「まぁ、お前の言い分はわかった。そうだな…あいつも遠慮してるから、私の方からあいつとの距離を詰めてやらんとな」

死神「それを聞いて安心した。いつ死んでも後悔の残らないようにしろよ」

魔女「そうだな…その代わりと言っては何だが」

死神「ん?」

魔女「見習いを、宜しく頼んだぞ」


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