7: ◆bPWJt/siiU[saga]
2015/04/13(月) 22:01:41.46 ID:MisAf/7M0
――加蓮の部屋
「お風呂の掃除、終わったよ…じゃ、寝ようか」ムスー
「き、機嫌直せよ…」
「せっかく二人きりになれる日だったのに…奈緒、ホントは私の事好きじゃないんじゃないの?」
「ち、違っ…!?」
「……本当かなぁ…」
「ゴメンって、何でもするから機嫌直してくれよ…」
「じゃあ、お願い事…聞いてくれる?」
「あ、ああ!もちろん!あたしが悪いんだし…!」
「私ね…今すぐにえっちがしたいな…」
「!?」
「だって、恋人なのに、やったことないし…お風呂も一緒に入ってくれなかったし…」
「……それは、その…」
「私達、恋人でしょ…女の子同士でのやり方は、知らないけど…せめてキスくらい…してほしいなって…」
「……」
「駄目かな…?」
「……わかった、やろうか」
「いいの?」
「…ゴメン、むしろ今まで我慢してた」
「え?」
「ぽかんとすんな!そ、その……加蓮の事、好きで…そういう事したいって思ってた。あたしだけの加蓮にしたかった」
「全然気づかなかったよ…?」
「そりゃ…気付かれないようにしてたし…加蓮がそこまで求めてるのか、わかんなくて」
「……私達、ヘンにすれ違ってたんだね」
「そうだな……あたし、ちょっと不安になってたんだ。お互いの好きが同じスキなのか」
「…でも、もう大丈夫だよね。私と…えっちしてくれるんだよね?」
「当たり前だろ……そうだ加蓮、どうやって欲しいとか、ある?」
「ううん……奈緒が好きなようにして」
「…わかった」
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