過去ログ - いろは「私、先輩のことが、好きです」八幡「……えっ?」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/04/13(月) 23:56:40.96 ID:we2Pcx8f0
高二、春
いろは「せんぱーい。助けてくださーい」
八幡「え? 嫌だけど」
いろは「即答とか酷いですねー。せっかくかわいいかわいい後輩が、相談しに来ているというのにー」
八幡「相談しに来るやつのセリフじゃねぇからそれ」
いろは「まぁ、そんなわけで相談です」
八幡「人の話は聞け」
いろは「葉山先輩のことなんですけど――」
八幡「おーい、一色さーん」
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2
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/13(月) 23:57:55.41 ID:we2Pcx8fo
いろは「最近何をすればいいのかわからないんですよ!」
八幡「知らんわ」
いろは「いや、先輩なら葉山先輩の弱点とか知ってるんじゃないんですか?」
以下略
3
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/13(月) 23:58:23.49 ID:we2Pcx8fo
いろは「そうですか?」
八幡「考えてもみろ。そもそも俺はぼっちだ。対人関係ですらまともにこなせないやつが、恋愛相談に乗れるわけないだろうが」
いろは「そんなの百も承知ですよ」
以下略
4
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/13(月) 23:58:51.36 ID:we2Pcx8fo
いろは「で、どうしましょう?」
八幡「待て。俺はまだ承知していない。何ならこれからも承知しないまである」
いろは「変なとこで強情ですねー。そんなんじゃモテないですよ?」
以下略
5
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/13(月) 23:59:17.93 ID:we2Pcx8fo
八幡「奇策っつってもなぁ、俺に特に案はねぇぞ」
いろは「えー? むしろ先輩って普段からそういうことばかり考えてそうですよ?」
八幡「どういうことをだよ。てか俺はそういうスイーツ(笑)じゃねぇ」
以下略
6
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/13(月) 23:59:46.02 ID:we2Pcx8fo
八幡「まぁ、大抵の男ならってだけで、葉山には通じないだろうな」
いろは「ですよね……。葉山先輩ってそういうの日常茶飯事っぽいですし」
八幡「わかってるんだな」
以下略
7
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:00:24.72 ID:Vlu9VqDdo
――
――――
いろは「そんなわけで作戦会議でーす」
以下略
8
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:00:51.74 ID:Vlu9VqDdo
八幡「って言われてもなぁ……」
いろは「じゃああれです。先輩がされたらドキッとするようなこととか」
八幡「……話しかけられたら、とか?」
以下略
9
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:01:18.93 ID:Vlu9VqDdo
いろは「いやいや、聞きましたよ?」
八幡「何をだ」
いろは「葉山先輩とテニス勝負したそうじゃないですか。しかも勝ったとか」
以下略
10
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:01:57.46 ID:Vlu9VqDdo
いろは「そういえば最近奉仕部の方はどうなんです?」
八幡「また話の振り方が雑だな。……そうだな、特にないんだよなぁ」
いろは「でも妹さんが入ってきたんですよね?」
以下略
11
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:02:32.29 ID:Vlu9VqDdo
いろは「それで、どうしましょうか」
八幡「話の脱線の仕方が雑なら戻し方も雑だな。……そうだな」
そう言ったきり先輩は黙る。顎に手をやっているところを見ると、割とちゃんと考えてくれているらしい。
以下略
12
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:03:08.09 ID:Vlu9VqDdo
八幡「さてと、さっきの話だが」
いろは「おっ、何か思いつきましたか?」
八幡「普通に遊びに誘ってみるのはどうだ?」
以下略
13
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:03:35.39 ID:Vlu9VqDdo
八幡「俺を連行する時みたいにもっと強引にやってみたらどうなんだ?」
いろは「それは先輩だからやるんですよ。葉山先輩にやったら嫌われちゃうじゃないですか」
八幡「そうか? 俺はむしろそっちの方がいいと思うんだが」
以下略
14
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:04:15.14 ID:Vlu9VqDdo
ないと意味ないんじゃないのか?」
いろは「あー、確かに言われてみればそうですね」
八幡「一応言い出しっぺはお前だからな」
以下略
15
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:04:46.87 ID:Vlu9VqDdo
いろは「じゃあ」
バッグからスマホを取り出し、その画面上をなぞる。
いろは「……さてと」
以下略
16
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:05:14.30 ID:Vlu9VqDdo
八幡「ちなみになんて?」
いろは「えっ、先輩って後輩が好きな人に送るメールの中身とか気になっちゃうタイプなんですか正直引きました」
八幡「いやいや……、一応俺が案を出したんだし、その結果どうなったのか知る権利はあるだろ……」
以下略
17
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:06:16.81 ID:Vlu9VqDdo
いろは「はい」
スマホを先輩の方に向けて見せる。
八幡「なになに…………げっ」
以下略
18
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:06:44.96 ID:Vlu9VqDdo
いろは「……やっぱりこれはダメな気が」
八幡「今更かよ……」
いろは「でもですね、空いてる日を聞くといつもはぐらかされちゃうんですよ」
以下略
19
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:07:34.77 ID:Vlu9VqDdo
FROM:葉山先輩
TITLE:RE:
お誘いありがとう。とても嬉しいよ。
以下略
20
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:08:02.14 ID:Vlu9VqDdo
いろは「はぁ……葉山先輩は鉄壁すぎですね……」
八幡「お前もよくアタックし続けようと思うよな。俺だったらもう諦めるだろうよ」
そもそもアタックしないまである、とかブツブツ言っているが無視。
以下略
21
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2015/04/14(火) 00:09:53.70 ID:Vlu9VqDdo
とりあえずここまで。これからのんびり書いていきます。
あといろはすかわいい。
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