124: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/04/20(月) 00:35:24.09 ID:9NbDRxNV0
明石「……ふーむ。呉提督さんの報告とは大分差異がありますね」
提督「ああ。特に、他の艦船や艦娘の幻影が見えていたところだな」
明石「呉提督さんとの違いはケッコンカッコカリの数ですからね……指輪がきっかけだった以上、この辺りが関係してるのかも」
提督「その辺は何とも言えない。なんせ症例が2つだからな」
明石「そうですねぇ……それで、次が一番大事ですよ。鳳翔さんに、一体どんな説得をして連れ戻したんですか!?」
提督「そんな身を乗り出すなよ、今話すから。ええとだな……ん?」
提督(おいちょっと待て。どんな説得したかって、プロポーズの言葉そのまま言うのか!?)
明石「どうしました提督? さあ、早く早く!!」
提督「え、えーと、その、だな……全部言わなきゃだめなのか?」
明石「それはそうですよ。読んだ人がどう説得すればいいかの一助になるためのものなんですから」
提督「そ、そうだよな。だが、しかし……」
提督(報告書だぞ!? 愛の告白が全国の鎮守府にばら撒かれるとか、どんな羞恥プレイなんだ!?)
提督「明石、提督権限で、それを上層部に送るのは断固阻止する」
明石「え、どうしてですか? 大々的に対策してもらった方がいいんじゃ」
提督「他の鎮守府に送るのは、まあよしとする。だが、上層部が鳳翔を詳しく調査したいとか言ってきたらどうする?」
明石「う……そ、そうですね」
提督(自分の羞恥心と艦娘のリスクを天秤にかけた結果だ……顔なじみも多いし、少しの間からかわれるのは我慢しよう……)
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