過去ログ - 【安価】 戦艦レ級「架空の艦娘作って鎮守府の奴ら釣ろうぜ!」
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229: ◆Q8SZlrT/rY[saga]
2015/04/19(日) 15:44:03.39 ID:Dpa7kH7U0
大井「涼月さん、手、見せてみて?」

涼月「えっ、あ、はい」

大井「……うん、傷は大した事ないわね。 ここ、こうするとどう? 痛い?」

涼月「い、いえ、痛くは……」

大井「変に捻ったりもしてないみたいね、絆創膏を貼っておくだけで大丈夫」

大井「良かったわね、これならすぐに治るわ」

涼月「あ、はい……ありがとうございます」

大井「五月雨ちゃんも悪い子じゃないのよ? ちょっと落ち着きが無いだけで……ごめんなさいね」

涼月「あ、いぇ……そんな」


大井「……うーん」

涼月「……?」

大井「涼月さん、他人が苦手?」

涼月「!?」

大井「無理に答えなくてもいいわ、それで、そんな自分がちょっと嫌、かしら?」

涼月「あ、の……」

大井「あ、責める気は全然無いから、気にしないで? ……昨日からちょっと気になってたの」

涼月「……」

大井「……こういう風に踏み込まれるのも嫌、でしょう? 分かるわ」

大井「そういう子を何人も見てきたからかな、どうしても放っておけない性質で……ごめんなさい」

涼月「……いえ、ごめんなさい」


大井「ねぇ、涼月さん。 もしあなたが嫌じゃなかったら、私とちょっと練習してみない?」

涼月「……え?」

大井「人とお話する練習。 練習だから幾ら失敗しても良いわ、誰もあなたを責めないし、笑わない」

大井「もしそんな奴がいたら私が酸素魚雷ぶち込んであげるから」

涼月「……」

大井「どうかしら?」

涼月「…………」

涼月「……あ、の」

大井「うん、今は無理に言葉にしなくていいの、練習だもの、ね?」

涼月「……はい」


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