過去ログ - 【ミリマスSS】 歩「candy」
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9:名無しNIPPER
2015/04/15(水) 00:46:07.85 ID:T/UAGOxx0


何味の飴を買おうか考えながら歩いていた帰り道の途中、



ピロピロピロ…



歩「ん?メール…プロデューサーから?」


『From:プロデューサー
 Sub:お疲れ様。
 
 そろそろ練習は終わって、帰ってるくらいかな?
 あまりレッスンが上手くいってないみたいだけど…すまない。打ち合わせの都合上、レッスンは見てやれそうにない。
 あまり一人で抱え込まずに、困ったら誰でもいい。相談するようにしてほしい。勿論、俺だって出来るだけ相談に乗る。
 未来も、今回リーダーとして張り切っている。相談するなら未来も良いかもしれないな!
 
 皆で最高のライブにしよう!!』


歩「…プロデューサー」


サンキュー。心の中で呟いて、携帯を閉じる。

…ますますやる気が出てきた。
最高のライブ、やってやるさ!!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


翌日


アタシは昨日と同じく、レッスン後の練習をしにスタジオに来た。
レッスンでは『力を抜く事』を意識したら、トレーナーさんから褒められた。イエス!

…レッスンの始まりは、力抜きすぎて「だらっとしすぎ!」って怒られちゃったんだけどな!
やっぱり杏は見本には絶対にしちゃいけないって事を実感した瞬間だった。


杏にあげる用の飴はいくつか買っておいたし、渡す準備は万全だけど、アタシから探すことはしないことにした。
杏のレッスンを邪魔するのも悪いと思ったのが一つ。
もう一つが、特に時間も場所も約束をしてないんだけど、また昨日と同じ時間・同じ場所で会えるんじゃないか、っていう感じがしたから。

その予感は見事に当たった。


歩「おーい、杏〜!」
杏「ん?…おぉ、歩」

杏は昨日と同じベンチで、自販機で買ったであろうジュースを飲みながらベンチに座っていた。
よしよし、今度は起きてたな。

歩「あれから風邪とかひかなかったか?」
杏「全然。心配し過ぎだってば」
歩「いやいや、あんなところで寝てたら誰だって心配するって…」


話し始めて、ふと思う。
昨日初めて会って、話すのも今日が2回目の筈なのに、気軽に喋ることが出来てる。

普段のアタシだったらもっとかかると思うんだけど…何でだろ?


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