7:名無しNIPPER
2015/04/15(水) 02:46:48.64 ID:OKa2kgnx0
P「俺が死んだふりをすれば芳乃は悲しみのあまり泣いてくれるのではなかろうか?」
P「よしやろうすぐやろう! 定番の胸をおさえながら苦しみだして倒れるやつやろう!」
P「芳乃〜、お茶とお煎餅があるんだけど食べてかない?」
芳乃「本当でしてー? そなたがそうおっしゃるならばー、一緒にいただきましてー」
P(かかったな! このまま二人きりの部屋で苦しみだしてやる!)
P「そろそろか……ぐうっ!?」ドサッ
芳乃「そなた? どうされましたー?」
P「胸が……急に……かはっ! …………」
芳乃「そなた……そなたー」ユサユサ
P(ふふふ、焦ってるようだな。さあ俺のために泣いてくれ!)
芳乃「……大丈夫、わたくしがついております。そなたの苦しみを即刻取り払ってみせませー」
P(!? なんだ、芳乃が急に神々しく見えてきたぞ!)
芳乃「はあー……」ドドドドドド
P(い、いったい何が始まろうとしているんだ……)
芳乃「……1……1……9、それと……通話ボタンはどれでしょー?」
P「電話かよ! あっやべ、ついつっこんじゃった」
芳乃「そなた? 体の方はよいのでして?」
P「あ、うん……それより裂帛の気合とともに119番掛けようとする人初めてみたよ」
芳乃「そなたが持たせてくれたけいたい電話、使い方がまだよくわかっておりませぬゆえー。それはともかく、そなたが無事で何よりでしてー」ギュッ
P(泣かせられなかったけどこれはこれで……ふへへ)
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