過去ログ - 八幡「心の声が聞こえる様になった」
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413:名無しNIPPER[saga]
2016/02/22(月) 08:33:40.05 ID:qk/6259QO
陽乃「君が……八幡君が」
八幡「!」
陽乃「私と同じ気持ちかもしれないって」
八幡「………………っ」
(期待、希望、夢、願望)
(それは必ず叶うとは限らない)
(けれど、不安定で不確定だからこそ)
(人はそれを抱き、すがり、傷付き)
(けれどもまた抱き続けるのだろう)
八幡「どうですかね。解りません」
八幡「だから俺も……期待します」
八幡「俺の目に映る陽乃さんのように」
八幡「陽乃さんの目に映る俺が嬉しそうであることを」
(その先に見えるものが幸福であることを期待して)
八幡「(だから一先ず、俺は変わらなければいけない)」
八幡「それじゃ……帰りますか?」
陽乃「……ううん。デートしよっか」
(俺の差し出した手を、陽乃さんは受け取る)
(だから俺は、また期待する)
(この手に応えたように)
(この人なら、期待に応えてくれるかもしれないと)
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