過去ログ - 【艦これ】 五月雨「パンダ提督とわたし」
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47: ◆8sA8xtnAbg[saga]
2015/04/17(金) 16:51:19.19 ID:12GpP0n4o


――――― 夜 提督執務室

提督「結局、引っ越しすることになってしまいましたね……まぁ、狭い中で仕事をするよりは良いでしょうか……」

五月雨「確かに、今ですら大変なのに、熊野さんまで……。でも、一人だと寂しい気持ちはよく分かりますから」


わたしも、夕立や村雨が来てくれるまでは、夜にお部屋で一人で寂しかったです。


提督「はぁ……。球磨さんや多摩さんと、何とか話ができるぐらいになってきましたが……おやつで釣ってですけど……。熊野さんは動物っぽくないから苦労しそうです……」

五月雨「……提督、そんなに頑張って、疲れちゃったりしませんか? 」


提督は……球磨さんや多摩さんと普通におしゃべりしようと、すごく頑張っています。でも……ずっと苦手なことに立ち向かい続けてるみたいで……最近は、ちょっと心配にもなってきました。


提督「あははは。五月雨さんはいつも、任務にも、秘書にも、ドジ克服にも一生懸命ですが、疲れたりしますか? 」

五月雨「えっ! い、いえ、わたしは特に疲れたりはしませんけれど……」

提督「そうでしょうね。僕も、五月雨さんみたいに、一生懸命がんばるのを、当たり前にできるようになりたいんです」

五月雨「そんな、わたしは別に……ドジですし……」

提督「はい、ドジなのは認めますけど……」


むー! そこは否定するところですっ!


提督「でも、たとえ失敗しても、めげずに明るく前向きにがんばるあなたは……そうですね、僕の憧れなんです。ですから、あなたのようになるために、できることを頑張ります」


はうー。そんな、憧れだなんて……耳まで赤くなってしまいます!


提督「ですから、今後もよろしくお願いします」(ぺこり)

五月雨「えへへ、なんだか過分に褒められちゃってますけど……やっぱり嬉しいです。わたしも一生懸命がんばりますね! 」


わたしはドジで、笑われたり呆れられることが多かったけど……今でも多いですけど……。提督は、わたしのことをこんなに大切に、特別に感じてくれています。あ、憧れているとか……、えへへ。

この日は、ひさしぶりに、なんだかドキドキして眠れませんでした。





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