過去ログ - 零崎人識「魔法少女?」零崎双識「そうともさ」
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名無しNIPPER
[sage]
2015/04/21(火) 05:01:43.12 ID:VnqKeoLFO
先に動いたのは黄色い髪の毛の女だった。
予想外の襲撃にも関わらず彼女はまるで先頭訓練でも受けていたかのように迷いなく動く。
「えいっ!」
可愛らしい声をあげてその女はテーブルクロスを思いきり捲くりあげた。
「うぷっ」
予想していなかった行動のため人識はそれをもろに顔面に食らってしまう。
なるほど、ただの少女じゃないらしい。
「…このっ…!」
ダメージはない。
何故ならその狙いは人識を傷つける為ではなく。
人識の行動を遅らせるためのものだったから。
「…ちっ」
一瞬で視界を塞がれた人識はとりあえず斜めしたにしゃがむ。
そうしてテーブルクロスを引き剥がすと同時に彼女の次の一手避けようとした。
「ぐっ…!?」
「甘いわね」
だが。
今回は巴マミの方が上手だった。
「…女の子に鈍器は似合わねーぞ、おい!」
「後で直してあげるから」
「気絶しなさい!!」
振り上げられたそれは。
目の前にある人識の頭を穿たんとして吸い込まれていく。
気絶。
そうして彼を無力化しようとしたのだ。
それが彼女にとって最初の間違いだった。
「…きゃあっ!?」
持っていた木刀がバラバラになる。
「甘いよなぁ」
「無力化ってんならもっといい方法があんだろ」
彼女は見誤っていたのかもしれない。
自分が何を相手取っているのかということに。
「まぁそれは俺たちの得意分野か」
「な、なにを…!」
「大体よぉ、部屋の中に入っただけで襲いかかってくるやつが普通なわけないよなぁ?」
「…」
「だから[
ピーーー
]」
にたりと、彼は笑って。
「お前みたいな普通じゃない奴は、ただの殺人事件と何ら代わりのない方法で」
「警察も驚くようなあっさりとした殺し方で」
「殺してやんよ」
そして、一息に彼女の喉をかき切った。
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