過去ログ - 恭子「宮永を監禁してもうた……」
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17:名無しNIPPER[saga]
2015/04/16(木) 20:36:52.90 ID:hi99+Ut40
時間がたつにつれ段々と記憶が鮮明になっていく。
確か、父の出張先から帰る際、恭子と出会って彼女の家に招待されたはず。

そこで出された紅茶を一口飲んだ途端、
急激に意識が薄れていって……

そこから先の記憶はぷつりと途切れていた。

咲「……っ」

まさか、この状況は恭子が仕出かしたものなのか。
でも一体何のために?
そんなこと分かるよしもなく、咲は床に転がったまま暫し絶句する。


ふいに自分の後ろで扉の開く音が聞こえた。
瞬間、咲の身体が強張る。

恭子が今、自分の後ろに立っている……

薄暗い部屋の床に、扉の隙間から洩れる明かりが細長く伸びていた。
その明かりが段々と伸び、幅を広げていく。
そこに映し出される影。

恭子「……起きたんか」

咲「っ!!」


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