過去ログ - 恭子「宮永を監禁してもうた……」
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52:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 20:31:58.94 ID:/6qSRr7s0
しばらく静かに横になっていた咲は、ゆっくりと身体を起こして恭子を見た。
恭子は「どうかしたんか?」と尋ねながら、咲の口を塞いでいるタオルを外す。
咲はわずかに視線を外し、小さな声で口を開いた。
咲「……おトイレに……いきたいです」
「ああ」と小さく頷き、恭子は咲の両足を拘束しているロープを解いた。
恭子「分かってるとは思うけど、逃げようなんて考えんといてや」
小さく頷いた咲に満足して、トイレへと案内する。
トイレに窓はない。
換気扇も天井についている為、そこから助けを求めることもできない。
トイレの前で咲の両腕を解放する。
恭子「ここで待っとる。早よ行ってき」
咲は恭子をちらりと見た後トイレへと入った。
咲(窓、ないんだ……)
予想していたにしろ、実際目の当たりにするとがっかりするものだ。
仕方ないとため息をはいた咲は、両腕をめいっぱい伸ばして伸びをした。
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