過去ログ - 恭子「宮永を監禁してもうた……」
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58:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 22:19:04.55 ID:/6qSRr7s0
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数時間ほどが過ぎ、咲はうっすらと瞳を開けた。
寝転がったままボーッと室内を見回し、床に座っている恭子に気づく。
咲「帰ってたんですか……末原さん」
ぼそりと言われた言葉に、
恭子は読んでいた本から顔を上げて咲を見る。
恭子「ああ。かなり前からやで」
咲は「そうですか」と呟きながら
のそりと身体を起こす。
横になっていると背中が痒い・・・
起き上がった咲は背を壁にこすり付けるように身体を動かす。
痒かったのは背中だけではない。身体中のどこかしこが痒くて仕方ない。
が、自分ではどうすることも出来ない。
忙しなく動く咲を横目で見ながら、
恭子は本をパタリと閉じた。
恭子「痒いんか。どれ、掻いてやるわ」
そう言って咲へと手を伸ばす。
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