過去ログ - 恭子「宮永を監禁してもうた……」
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60:名無しNIPPER[saga]
2015/04/29(水) 22:32:02.39 ID:/6qSRr7s0
咲「あの、もしかしてお風呂にも入れなかったりするんですか……?」

その言葉に、恭子は再び読みかけていた本から視線を外した。

恭子「忘れてたわ……」

気の抜けた返答に咲は更に苛立った。

咲「私は人間なんです。あなたのペットじゃありません」

強い口調でそう告げる。
咲の視線を受けながら恭子はしばし考えた。

恭子(風呂か……)

忘れていたとはいえ悪いことをしたかなと少々反省する。
しかし恭子は咲を風呂に入れることをためらった。

風呂場にはトイレと違って窓がある。
人一人余裕で出れてしまうほどの窓。
そしてまた、叫ばれても面倒なことになる。

恭子(風呂場で叫ばれでもしたら、かなり響くやろうな)

大きくため息をはいた恭子は、
再び本に視線を落としながら口を開いた。


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