過去ログ - 八幡「メガネにするか、コンタクトにするか」
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132:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:09:48.23 ID:1Pwo4bk9o
[後日談、一色いろはの場合]

最近どういうわけだか、一色の絡み方がえげつねぇ。具体的には脅してくる。俺が一人のタイミングを見計らったかのように表れては交渉という名の脅迫活動を突発的に行われる事態だ。生徒会活動どうなってんだよ。

放課後なので教室を出て周りを確かめると、最近日課になりつつある一色の姿がそこにあった。
以下略



133:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:10:15.14 ID:1Pwo4bk9o
「こういうの先輩から教わったんですよ。手段を選ばないところとか」

手段選ばない生徒会長って黒幕かラスボスだろ。しかも権力があって人付き合いできるタイプとかまた厄介な。

「依頼であれば奉仕部に連絡しろ。俺個人として手伝う理由がない。そもそも俺が働く理由がない」
以下略



134:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:10:42.05 ID:1Pwo4bk9o
前はもう少し可愛げのある反応もあったが、俺への返し方を覚えやがって。そういうぐいぐい行くのは意中の人にしろよ。葉山がいるだろ。俺に嫌がらせしてお前どうしたいの。

「お前の望みは何なんだよ」

「今日もお手伝いしてくれれば、お望み通りしおらしくなりますよ」
以下略



135:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:11:13.40 ID:1Pwo4bk9o
「衝撃のファーストブリット!」

平和とは与えてもらうものではない、掴むものである。掴みそこねるとこうなるから余計なことはしないに限る。

結局問題は解決しないまま奉仕部に逃げ切って今日のところはセーフだが、こんなの付き合っていられない。何が悲しくてとんだ追いかけっこにつきわなければならないのだろう。
以下略



136:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:11:50.02 ID:1Pwo4bk9o
「最近は不本意ながら強制的に運動してるわ。あと引き篭もっている訳じゃなく、俺のやりたいことが家で完結するからだ」

「ゲームにアニメと読書ね。もう少し身体を使いなさい」

「へいへい、前向きに検討しますよ」
以下略



137:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:12:17.44 ID:1Pwo4bk9o
案1、後輩の羽黒さんに証明をお願いする。
案2、不本意ながら一色に協力を求む
案3、眼鏡効果でエセリア充
案4、戸塚に頼む。

以下略



138:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:12:44.87 ID:1Pwo4bk9o
実際お前らがそうさせなだろ。小町もコイツらの連絡先知ってるわけで現実的には相当ハードルが高い。

「その時は小町さんから私達に連絡が来ると思うわ。どうしてあんなに良い妹さんと残念な男が兄妹なのかしら」

残念でもいいじゃない。八幡だもの。というかそこまで読まれてんのかよ。俺の自由はどうなってんだ。
以下略



139:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:13:11.44 ID:1Pwo4bk9o
俺が幸せになる方法は見事に閉ざされてるな。辞めるまで行かなくても、もう少しマトモな環境を目指すには……。

よし、出来るかわからんがやってみるか。ダメ元で交渉するなら試す価値はあるだろう。

「ちょっと席外していいか」
以下略



140:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:13:40.83 ID:1Pwo4bk9o
ヤバイちょっと声震えた。何故こんなにも信用が無いのか。思い返すと解消の方が多いので強く反論出来ないので何とも言えない。これが奉仕部内の俺の評価である。

「あまり迷惑をかけないようにしなさい」

由比ヶ浜もおずおずと伺うように訊いてくる。
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141:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:14:12.11 ID:1Pwo4bk9o
はぁー疲れる。物事が思い通りに進まない。由比ヶ浜の妙に勘が良いのは何なんだろうか。どいつもこいつも全て見透かされるようで勘弁していて頂きたい。

今後のプランを考えながら、俺はテニス部のコートに向かった。


以下略



142:1 ◆JY8EwYSc26[saga sage]
2015/04/20(月) 00:14:38.61 ID:1Pwo4bk9o
「私に会いに来てくれたなら、もっと嬉しいので……」

照れながら言うとか!この子何なの!魔性の子なの!やめて、勘違いするから!って俺この子に告白されてんだよな。

Question
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