過去ログ - 八幡「メガネにするか、コンタクトにするか」
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162:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:52:01.82 ID:JNu8HFHao
「小町も受験生だからあまり家で騒ぐのは控えたいんだが」

「え、でも小町ちゃんにメールしたらほら」

『普段兄と二人なので、場所はいくらでも提供しますよ!鍋を囲う機会もないのでむしろお願いしたいです!』
以下略



163:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:52:28.71 ID:JNu8HFHao
由比ヶ浜さん、少しでいいので話を聞いてもらえませんかね。あんまり蔑ろにされると流石に言及せざるを得ない。

「俺の意見を無視するなら、勝手にしてくれ。その代わり俺は参加しないからな」

仲が良いから相手の事をないがしろにすることだってあるのかもしれない。だが親しき仲でも最低限の礼儀は必要なハズだ。
以下略



164:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:53:03.88 ID:JNu8HFHao
「どうした八幡。我に用か」

「あぁ、今日帰りたくねえから時間潰すのに付き合ってもらえるか」

「ふむ、我は構わんが。今何処に」
以下略



165:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:53:31.05 ID:JNu8HFHao
「八幡よ、今日はどうするつもりだ」

「帰る場所がないからな。まさか俺にこんな日が来るとは思わなかった」

「家に来るのは構わんが、実家には連絡しておくがよい」
以下略



166:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:53:57.98 ID:JNu8HFHao
「生徒会選挙の時にいた男を覚えてるか。眼鏡をかけた中二病患者がいただろ、そいつの家だ」

「了解であります!明日は帰ってくるんでしょ?」

「その予定だ。しっかり勉強しろよ」
以下略



167:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:54:24.91 ID:JNu8HFHao
「終わったか」

「あぁ、どうするもう帰るか」

「どうせならゲームセンターに寄っていこうではないか。あと我、八幡の妹君には中二病患者扱いなのね」
以下略



168:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:54:55.93 ID:JNu8HFHao
俺が不貞腐れているように映ったのか、材木座はピザを食べながら話しかけてくる。

「生きていれば色々あるだろう。あまり長引かせない事をお勧めするぞ」

「そうかよ。善処するわ」
以下略



169:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:55:22.67 ID:JNu8HFHao
「譲れないものだってあるだろ。お前は相手に何を求める」

「求めるか。あえて言うなら理解を求めるのだろう。もしくは期待かもしれんな」

「……そうだな」
以下略



170:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:55:50.55 ID:JNu8HFHao
その日は材木座家に世話になった。部屋はテレビで見るようなオタ部屋を想像したが、そんなことは無く影響を受けたと思われるラノベのポスターがあるくらいだ。ポスターも中世のファンタジー物や、三国志に戦国時代と様々なジャンルだが歴史者が好きなのはわかった。

「日本史に寄ってるかと思ったがそうでもないんだな」

「面白いものは面白い。それだけだ」
以下略



171:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/22(水) 20:56:16.68 ID:JNu8HFHao
翌日は昼過ぎに自宅へ帰った。小町対策としてアイスを買っておけば溜飲は下がるだろう。そう言えば携帯は電源を切ったままだ。無くても気にならない電話の電源を入れるとメールが8件に、留守番電話が5件の文字が見える。

メールには最初は由比ヶ浜の言い分もあったが徐々にしおらしくなっていったらしい。空気を読むいつものキャラになっていた。留守電も同じようなものだ。

面倒くせえなと思っていると、勢い良く部屋のドアが開く。
以下略



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