過去ログ - 八幡「メガネにするか、コンタクトにするか」
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200:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:15:05.71 ID:TO5O0ANgo
爆弾用意しても処理しない小町にはガッカリだ!そして妹はさっさと引き上げていき、そこは女の園という名の闇が見え隠れしているようだ。

まず、目の前のトラブルには目を背けて今出来ることを考えよう。まずはこの修羅場をどう逃げ切るか。口先だけでは逃げ切れまい。

「ちょっと落ち着こう。まだ慌てる時間じゃない」
以下略



201:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:15:37.30 ID:TO5O0ANgo
「あんた、随分とやらかしてるね」

「無実だ。まぁ座れよ。折角来たのに立ちっぱなしも悪いからな。材料はこっちで支度するわ」

川崎から荷物を受け取って台所に運んだところで雪ノ下からクレームが上がる。
以下略



202:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:16:03.15 ID:TO5O0ANgo
「ゆきのん!あたしも手伝う!」

「由比ヶ浜さんはお願いだから座って待っていてくれるかしら」

「ゆきのんに拒否られた!」
以下略



203:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:16:29.08 ID:TO5O0ANgo
「川崎、マックスコーヒーで良いか」

「他にないの?ちゃんと買い物袋の中に入ってたろ」

よく見ると烏龍茶が入ってる。よく考えたらお前もおかんスキル持ちだったな。用意周到ですこと。
以下略



204:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:16:58.21 ID:TO5O0ANgo
家族ね、専業主夫させてくれる嫁を娶ればあるいは。

「んー、それじゃ家族みたいに振る舞ってみましょう!」

ナイスアイディアと言わんばかりに主張する羽黒。ロマサガの閃いた時の電球が見えたような気がする。しかし嫁が雪ノ下か、幸せな未来が俺には想像できん。毎日姑のようにやること全般にダメ出しされて病む未来しか浮かばない。
以下略



205:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:17:38.06 ID:TO5O0ANgo
「近所の幼なじみってどうしようか。二人と仲良くすれば良いのかな」

「ある意味一番自由なキャラ設定だから好きにすればいいんじゃねーの」

「そっかー、ゆきのんもやるよね?」
以下略



206:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:18:04.71 ID:TO5O0ANgo
「それじゃ始めますね!」

という訳で唐突に始まったものの、うちの両親は普段あまり一緒にいるところを子どもに見せないので、どんな夫婦がテンプレートになるのかピンとこない。

考えていると末っ子の娘役が俺の前に来ていきなり抱きつかれた。
以下略



207:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:18:31.66 ID:TO5O0ANgo
「うー、ごめんなさい」

「分かれば良いの。ちゃんとお父さんにも謝りなさい」

羽黒が上目遣いで俺を見るとペコっと頭を下げて謝罪する。
以下略



208:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:19:10.19 ID:TO5O0ANgo
よもや同級生や後輩の前でこんなことをする日が来るとは。気恥ずかしいので頭を二、三回ポンポンとすると満足そうにエヘヘと笑って再び抱きつこうとしたところを川崎に止められた。

「ヒッキー!私は幼なじみだから、うーんと、えーと」

何故そんなに本気で悩む必要があるのかは分からないが、普段からそのくらい考え事してればもう少し成績にも反映できたんじゃないかという悩み方をした後、俺の前に立ち思いついたセリフを口にする。
以下略



209:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/25(土) 08:20:14.82 ID:TO5O0ANgo
死を覚悟しかけたところで、川崎からのフォローが入る。

「お母さんも娘とその友達に嫉妬しないの。浮気じゃないんだから」

あんまり状況は変わらない。やはりここは俺がなんとかするしかない。俺は二人の目線に合わせて両手を二人の頭において諭す様に話しかける。
以下略



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