過去ログ - 八幡「メガネにするか、コンタクトにするか」
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24:1[saga]
2015/04/17(金) 13:23:15.99 ID:s/1pW2mHo
「少し聞きたいことがある」

「我は構わぬが。今は駅前のゲームセンターにいる」

ゲーセンならここから近いな。じゃ、いつもの場所だな。
以下略



25:1[saga]
2015/04/17(金) 13:23:46.22 ID:s/1pW2mHo
サイゼに着くと材木座が店の前で待っていた。

「八幡!待ちわびたぞ」

「何だよ、先に入ってればよかっただろ」
以下略



26:1[saga]
2015/04/17(金) 13:24:13.17 ID:s/1pW2mHo
「学校で俺の噂が流れてると聞いたが、何か知っているか」

「聞いているぞ。この裏切り者が」

裏切り者とは失礼だな。そんなことをして俺に何のメリットがある。こっちが依頼している身だし下手に出るか。
以下略



27:1[saga]
2015/04/17(金) 13:24:46.08 ID:s/1pW2mHo
しかしこの程度は俺の意図を組んで答えてくるくらいだから、こいつ頭は悪くないんだよな。バカだけど。

「他に聞きたいことはあるか」

「詳細はどの程度知っている」
以下略



28:1[saga]
2015/04/17(金) 13:25:20.79 ID:s/1pW2mHo
あいつか。しかしなんでまた面倒なことを。

思わず頭を抱える、面倒ごとが増えるのは御免被りたい。

「サンキュー材木座。十分だ」
以下略



29:1[saga]
2015/04/17(金) 13:25:50.37 ID:s/1pW2mHo
翌日、普通に過ごしているだけなのに妙に居心地が悪い。知るとこんなにも変わるもんか。

川崎は普段と変わらない、由比ヶ浜も同様だな。戸塚は今日も可愛い。これ不変な。

今は悩んでも仕方ない、取り敢えず授業に集中するふりをしながら今後に着いて考えるか。
以下略



30:1[saga]
2015/04/17(金) 13:26:21.36 ID:s/1pW2mHo
そこからはいつも通りのポジションである。由比ヶ浜は雪ノ下の隣に椅子を用意し、俺は長机の端に荷物を置く。

「雪ノ下に由比ヶ浜、相談があるんだが」

「え!ヒッキーが相談なんて珍しいね。どうしたの?」
以下略



31:1[saga]
2015/04/17(金) 13:26:50.17 ID:s/1pW2mHo
三人の意識が合った所で話を進める。

「それで、相談内容を伺ってもいいかしら」

「俺からは三つ、ひとつは噂の沈静化。次に噂を聞きつけて俺の周りの奴らに話しかけてくる奴らの排除、最後に俺自身に話しかけられた時の対処方法だ」
以下略



32:1[saga]
2015/04/17(金) 13:27:27.01 ID:s/1pW2mHo
由比ヶ浜からえー、という声がする。

「でも、良い噂なら今までの悪い噂をフッ素?出来るじゃないかな」

「由比ヶ浜さん、払拭と言いたかったのかしら」
以下略



33:1[saga]
2015/04/17(金) 13:27:59.74 ID:s/1pW2mHo
好き勝手言いやがって。逆に一人で片付けようとしたらお前ら絶対怒るじゃねえか。

俺なりに処世術を実践してるだけだから、奉仕部への依頼だけなんだから、か、勘違いしないでよね!

「依頼内容はわかったわ。対処については私たちに考えさせてもらって良いかしら」
以下略



34:1[saga]
2015/04/17(金) 13:28:27.29 ID:s/1pW2mHo
雪ノ下と由比ヶ浜から解決案を貰ったのは相談から2日後、今日の事だ。

昨日の下校時にとうとう下駄箱に投函される自体が発覚したので、その件がメインである。

しかし、手紙なんて不幸の手紙以外貰った事などないので、取り扱いに悩むことこの上ない。
以下略



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