過去ログ - 八幡「メガネにするか、コンタクトにするか」
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[saga]
2015/04/17(金) 13:37:03.24 ID:s/1pW2mHo
その後落ち着いた俺は今日の出来事を話した。小町は相槌を打つのみで拙い言葉で喋る俺の話を辛抱強く聞いてくれた。
「お兄ちゃん、今まで身内以外の強い善意なんて経験ないからねー」
よく覚えていないのは確かだ。両親からもほとんど受け取った覚えがない。気付いたら兄妹で支え合っていたような感覚だ。
もちろんなかったわけじゃない。ただ嫌な記憶の方が印象深く残るのは、ある種の自己防衛本能じゃないか。
「一生懸命頑張っても報われない想いが自分の過去と重なって、そこからは」
「覚えてない感じ?」
無言で頷く。
「感受性豊か過ぎるよ。私に何かあったらどうするの」
「お前を置いていけるか、死ぬときは一緒だ」
あははーと笑う顔には複雑な思いが見え隠れしている。何だよちょっと本音を伝えただけだろ。
「お兄ちゃんの愛が重い。これじゃ当分兄嫁は期待できそうもないね」
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