過去ログ - 艦これss議論スレ
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57:名無しNIPPER[sage]
2015/04/18(土) 03:29:52.90 ID:CqLwrS3To
例)2-7のやつを赤ペン先生。ここが特にテンポ悪いと思ったので抜粋。


■軽く私なりに添削。追加の文章は状況にのめり込んで貰うには少なかったから追加。
2 名前: ◆mZYQsYPte.[sage saga] 投稿日:2015/01/09(金) 15:42:28.85 ID:euuNKkRso

さっきまであったお腹の大穴からの痛みがもう消えた。私たち艦娘ならば当たり前だけれど、それでもやはり異様に思える。   ←ここは『痛みは』ではなく『痛みが』が良いと思う。
それと同時に思った。──ああ、やはり私は人間ではないのね、と。

「ふふ、痛みと一緒に空腹も消えてしまいました」   ←上で『痛みが消えた』と完全な過去形になっているので、ここも過去形にしておく。

これは自分でも初めての感覚だった。きっとこれは、私のナノマシンが徐々に機能を停止しているのだろう。
↑相当にシンプル過ぎたので、少しだけ文章を長く。そしてこの場合は改行しなくてい良い。
↑『きっと』と言っているのに『証拠』と言っていて不確定なのか確定なのか良く分からない事になっているので、不確定のままで貫くようにする。読者が混乱すると、その時点で『読む』から『どういう事なのか理解する』に変わってしまうのでテンポが悪くなる。

そのナノマシンが完全に機能を停止した時、私はどうなってしまうのだろうか。
苦しむ? 動かなくなる? 人間と同じように激痛を感じる? ──それとも、死ぬ?
きっと、今考えたもののどれかだろう。……痛いのだけは嫌かな。

「加賀さん、無事でいてね。飛龍は元気で」

腰にぶら下げている通話装置に向けず、自分にも聴こえているのか分からないくらい小さな声で呟く。
何の意味も無い。ただ、そう言いたくなっただけだ。

「ああ、長い戦いだった……」   ←この時の赤城さんがどう思っているのか『……』を付けるだけで大きく印象が変わるので付けた方が良いと思う。

その呟きは止まらない。止める事が出来ない。
だって、言葉にしなければやってられないから。これからする事を決意させる為に、私は無意味な言葉を紡いでいく。   ←ここでこの描写を入れたのは、後に何をするのかを軽く察して貰う為。読む側は予想なども同時にしているので、適度に想像できる内容を盛り込むと良い。
長い戦いだった。痛くて苦しくて悲しくて──……でも、これで終わり。もう、全部終わり。   ←『──』や『……』を加え、終わりと言っている部分を多少弄るだけでここも印象が変わる。
正面から接近中の敵勢はこちらが艦載機を喪失した事実を見抜いているようで、砲雷撃をせずに距離を詰めてくる。   ←最初の読点を削除。読点を加えると読む人はそこで一拍置いて読むので、区切りの良い場所に置いたり文章を分かりやすくする為に使うと良い。

「鹵獲は嫌だな……」

でも案外、深海棲艦の方が待遇が良かったりして。

「なんてね」

鹵獲されるくらいなら先に死んでしまおう。
半分感覚の消えてしまった右手で格納庫を探り、艦爆用の爆弾を取り出す。これを噛み砕いて爆発させれば一発であの世逝きだ。

「まさか最後の食べものが爆弾になるなんて……」

思わず口元が緩む。いや、食い意地の張った私にはお似合いの最後だろうか。
……でも、やっぱり最後くらいは冷たい鉄の味がするコレよりも、温かくて美味しいご飯の方が良かったなぁ。

「……………………」

敵はもう目の前。時間なんて、もうほとんど残されていない。
私は静かに鉄の味がするソレを三本、歯で挟んだ。

「……はんはひっほほはいほはりはたへふへ」(……なんかみっともない終わり方ですね)



これを1レスに纏めておくと良いかもしれない。
指摘部分を無視して読むと、少しだけテンポが良くなったかもしれない? 少しクドい表現かもしれないけれど、シリアスで地の文を突っ込むならば多少クドくした方が状況が楽しめると思う。


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