過去ログ - 吹雪「張りぼての栄光」
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14:ザルヴォ
2015/04/17(金) 17:37:45.37 ID:i66LtyLt0

吹雪「失礼します」
長門「それで、聞きたい事とは?」

吹雪「司令官の逮捕についてです!」
以下略



15:ザルヴォ
2015/04/17(金) 17:48:35.79 ID:i66LtyLt0
長門「…横領についてはすでに調べが済んでいる。先の戦闘で使用されたのが発覚した物資だ。作戦の失態については駆逐艦如月の轟沈、深海棲艦への
   作戦漏洩、鎮守府の防衛失敗…十分すぎる」

吹雪「!!」

以下略



16:ザルヴォ
2015/04/17(金) 17:59:31.64 ID:i66LtyLt0
吹雪「…それでも、私は納得できません!」

長門「吹雪…だがこれは事実なn吹雪「じゃあどうして!」

吹雪「…どうしてそんなに悲しそうな顔をしているんですか」
以下略



17:ザルヴォ
2015/04/17(金) 18:11:11.12 ID:i66LtyLt0
長門「…」

長門「わかった」

長門「お前には真実を話しておいたほうがいいかもしれないな」
以下略



18:ザルヴォ
2015/04/17(金) 18:26:25.50 ID:i66LtyLt0
吹雪「いったい何があったんですか!」

長門「…この話はお前にとって辛い物となる。聞く覚悟はあるか?」

吹雪「もちろんです!」
以下略



19:ザルヴォ
2015/04/17(金) 18:33:44.24 ID:i66LtyLt0

長門「さて、とはいってもどこから話したものか」

長門「まずは世論について話す必要があるな」

以下略



20:ザルヴォ
2015/04/17(金) 18:42:55.56 ID:i66LtyLt0
長門「しかしもはや1度や2度の勝利程度では補えない所まで支持率は下がっている」

長門「海軍を解体して深海棲艦との和平を要求する集団までいるありさまだ」

吹雪「そんな事一言も…」
以下略



21:ザルヴォ
2015/04/17(金) 18:49:14.09 ID:i66LtyLt0
長門「しかしすぐに深海棲艦を撃破できるわけもない」

長門「そこで考えられたのがこの戦争に物語を創ることだ」

長門「一人の艦娘に焦点をあて、その苦悩、悲しみ、成長を記録する」
以下略



22:ザルヴォ
2015/04/17(金) 18:54:55.65 ID:i66LtyLt0
長門「そう、すべてはこの主人公のために仕組まれたのだ」

長門「時に吹雪、お前はどんな理由でこの鎮守府に呼ばれたのだ?」

吹雪「え?それは…司令官が夢で私の事を見たから…」
以下略



23:ザルヴォ
2015/04/17(金) 19:01:42.19 ID:i66LtyLt0

長門「まともに航行すらできない駆逐艦が一つの部隊を指揮するまでに成長

する。いかにも民衆が喜びそうな物語じゃないか?」
吹雪「そ、そんなことって…」
以下略



24:ザルヴォ
2015/04/17(金) 19:04:27.05 ID:i66LtyLt0
吹雪「私は…」

長門「…ここまでにしておくか?」

吹雪「!いえ、最後まで聞きます」
以下略



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