過去ログ - ジャックバウアー「今すぐゼロを尋問するぞ!」スザク「今すぐじゃなくても」
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98: ◆uD7oWHqzxg[saga sage]
2015/04/22(水) 00:19:07.24 ID:UQDjM7Dx0



ジャック「――なるほど。母親の暗殺犯を一切調べようとしなかったことから不信感を抱いたわけか」

ルルーシュ「あいつは母さんのことを愛していたと思ってた。それなのにっ!」

ジャック「そして君はその暗殺は単なるテロリストの仕業とも、皇室内権力抗争の結果だとも考えていない」

ルルーシュ「ああ。当日は母さん自らが警備を遠ざけていたり、遺体をシュナイゼルが運び出していたり、不審な点が多すぎる」

ジャック「……皇帝は?」

ルルーシュ「は?」

ジャック「皇帝は一切の調査をしなかった。それを冷淡と取るのか、それとも――自らも暗殺に関わっていたと取るのか」

ルルーシュ「!!」

C.C.(こいつ……)

ルルーシュ「そんな馬鹿な!」

ジャック「君にとっては最悪の答えだ。無意識の内に考えることを避けていたのだろう」

ルルーシュ「あ、有り得ない。母さんは寵妃と言われていたし、殺す理由なんてない!!」

ルルーシュ「それに一国の皇帝が皇妃の暗殺に関わっていたというのか!?」

ジャック「有り得る話だ。一国の大統領がテロを主導していた例だってある」

ル・C「それはひどい」

ルルーシュ「だ、だがその事件でナナリーは目と足が不自由になったんだ」

ルルーシュ「その話が正しかったとしたら、ナナリーまで狙われていたことになる」

ジャック「狙われていたのだとしたら既に殺されているだろう。皇帝ならいくらでもチャンスはあった」

ルルーシュ「だとしたらナナリーはたまたま巻き込まれただけ……」

ジャック「もしくはあの場にいなければならない“理由”があった」

ルルーシュ「理由?」

ジャック「そこまではわからない。だがはっきりさせないことには君の妹に安寧は訪れないだろう」

ルルーシュ「やはり母さんの死の真相は突き止めなければな……」




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