過去ログ - リヴァイ×ペトラ「二千年前の俺と私へ」
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131:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/04/22(水) 23:50:42.27 ID:/fJWPi2jo

リヴァイ「片付けは俺が」

ペトラ「いいの休んでて?その為に来たんだから」

リヴァイ「?」

ペトラ「その、もっと早くこうしてあなたの身の回りのこと、ちゃんとできれば良かった。気がつくの、遅くてごめんなさい」

リヴァイ「謝るな。謝るのは、俺だな。片付けが済んだら話そう。俺はコーヒー淹れるから、任せたぞ」

ペトラ「うん」



コーヒーたいむ!


リヴァイ「そうだな、順を追って話すと、、、ウチの社員達にも、家族ができて、俺も含めて。守るものが自分の身ひとつじゃなくなるってのを意識した時。初めて思ったんだが、今まで通りじゃ駄目だと思ったんだ」


ペトラ「うん」


リヴァイ「今までは、それなりに成功してきたし、俺が引っ張ればなんとかなる、そういう自信もあった。

過信してたんだな、ついてくる奴だけついてくればいい。大事にはしているつもりだったが、ひとりでも全部やれるくらいに思ってた」


リヴァイ「だがそれはアイツらの為にはならない。もし、俺が駄目になったとき、、、皆実力はあるからどうとでもなると思うが、それぞれ独立できるレベルまで育ててやればいいと思った。

だが、それは無責任すぎるんじゃないか?と疑問にも思った。そっからはプレッシャーを感じすぎてな。よくわからなくなった。情けないだろ?」


ペトラ「情なくはないよ」


リヴァイ「何があっても一生面倒見るつもりでやろう。そう思ったら、今急ぎでやらなくていい仕事も、先を見据えてやり出して、次の作品の構想を練って、

止めどころがわからなくなって。止まったらすべて失うんじゃないかってくらい。それが、怖かったんだな」


ペトラ「ばか。ひとりで抱え込みすぎ」

ペトラ「どうして、私もいるのに。みんなもいるのに。エレンからメール来てたよ。みんなもずっと心配してたって」

リヴァイ「そうか、、、すまないな。馬鹿だな、俺は」


ペトラ「私には、わからないこともあるけど、これじゃああなたがみんなを心配するように、みんなもあなたの心配をする。それ自体は悪くないんだけど、悪いのは、わけてくれないことです」

ペトラ「社長として、気丈に振舞うことも大事なのはわかるけど、あなたが自分を犠牲にしてまで守ってもらうことは、誰も望んでないよ」


リヴァイ「ああ、そうだな。言われてやっと気づいた。ズレてた原因はこれだな、、、」


ペトラ「偉そうに言ってごめんなさい。あと、これはただの彼女として、だけど。私、もっと甘えたい。ふたりの時間、なくて寂しかった」


リヴァイ「俺も、寂しかったんだが、、、勝手に待ってて、つけ入る隙を作らなかったのも自分だな。俺、不器用すぎてワロタ」はぁ

ペトラ「ため息ついてワロタと言われても」



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