過去ログ - リヴァイ×ペトラ「二千年前の俺と私へ」
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296:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/05/16(土) 15:59:46.92 ID:Guz8PQXAo

帰り道


ペトラ「へへ、動いてた。ちゃんと大きくなってて良かった!」

リヴァイ「そうだな。ペトラ、お前は辛くないか?」

ペトラ「うん。ちゃんと私の中で育って生きようとしてくれてる。頑張ってくれてるんだから、私も頑張らないと!」

リヴァイ「お前は強いな。正直、直に話を聞いて俺はやっぱり怖くなった」

ペトラ「え、、、」

リヴァイ「すまない、、、」

ペトラ「な、泣かないで、」

リヴァイ「違うんだ、今だけ、泣くことを許してくれ。俺はもう、なにも失いたくないんだ。家族を、」


ぎゅう


ペトラ「うん、うん。そうだよね。あなたにとっては、ちゃんとそばにいる初めてのホントの家族なんだよね。私も、この子も、ずっとそばにいるから!信じて、、、」

リヴァイ「こんなにも、怖くて、大切にしたいと思うほど尊くて、それなのに自分がなにも出来ないことが悔しい」

ペトラ「できるよ、しっかり守ってくれてるよ。ちゃんと生きて、ずっとそばにいられるの。絶対に離れたりしないから。ね?」

リヴァイ「ぐすっ。そうだな、理解はしていても、簡単にはいかないな。俺がこんなんじゃ駄目なのに」

ペトラ「どうしてだろうね。私も、最初は泣くしかできなかった。でもね、思い出したの。大丈夫だって、いつかこの子が教えてくれたこと。今度は、大丈夫だって」

リヴァイ「今度は、、、」

ペトラ「そう、今度は。きっと、あなたにも届いてたんじゃないかな、、、あなたは言ってくれた、未来があるって。いなくなった人のぶん生きればいいって。その度に、私も救われたの」

リヴァイ「約束を守る、そうだ、そのはずだった。それは、俺が叶えてやらなきゃならない事、だな」

ペトラ「うん、私も、、、」



弱々しく泣くことも、きっと笑える未来も、いつか大切な思い出になる



リヴァイ「ぐすっ。すまなかった。もう、俺も泣かない」

ペトラ「泣くのは悪いことじゃないよ?なんでも分け合うの。私達、お互いそゆとこ不器用だもんね」

リヴァイ「ふふ、そうだな。きっと、どこか似てるから安心できるんだろうな、お前といると。だから、好きになったんだ」

ペトラ「はじめはそんな事、思ってなかったけど、、、そばにいて気づけたよ」


ちゅぅ



ちびっ子たち

あーラブラブだよあのおにいちゃんとおねえちゃん

ホントだ、ちゅーしてた!ちゅーしてた!



リヴァイ「う、公衆の面前でつい」

ペトラ「あう///」






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