過去ログ - 工藤忍「上京物語 そのに」
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31: ◆YenxjkWItQ[sage saga]
2015/04/25(土) 19:51:22.43 ID:tD8Z8pOLO
♪使いふるーしたー、ちょっと寂しいファニチャー
♪でもよく見てごーらん、ちゃんとまだまだ活ーきてるー

明るい音楽が店内に流れている。
お店のテーマ曲かな?

家電や家具だけじゃなくて雑貨や小物もあるんだね。

目ざまし時計や花瓶なんかも置いてある。

忍「あ…」

花瓶に映ったアタシの顔、
ちょっと前髪乱れてる。

周りを見回すと姿見の鏡が置いてある。
アタシはちょっと覗きこんで前髪を整える。

うーん、上手くまとまらない。
ポーチの中に櫛は入っているけど取り出そうかな。

P「おーい忍、そろそろ準備が出来たみたいだぞ」

アタシが前髪に苦戦しているとプロデューサーさんがやってきた。

P「どうした鏡を真剣な表情で睨んだりして…あー」

プロデューサーさんはどうやら勘違いをしたみたいだ。

P「その鏡が気に入ったんなら俺がプレゼントしてやろうか」

忍「え?あ、いやこれはそうじゃなくってね」

P「余計な遠慮はするな、まあ引っ越し祝いだと思って受け取っておけ」

忍「いいよ、手鏡なら持ってるし。そんなに気を使ってもらったら悪いよ」

P「アイドルになるんだ、自分で全身のファッションを見るのも必要だろう」

そう言ってプロデューサーさんはレジの方へ向かってしまった。

忍「もう…」


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