過去ログ - 真姫「西木野☆星空シアター!3本目!」凛「まだまだ終わらない!!」
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885:Muse ◆Qe7X7xrNvI[sage saga]
2015/06/17(水) 01:57:52.79 ID:7fLAX2l+o
数日前

東條西木野☆探偵事務所内


希「…どうやらことりちゃんから送られてきた情報によると、そのクローン兵が作られている場所の見当はついているみたい」

希「レベッカバイオラボラトリー…って名前のところみたいやね」


凛「ばいお…ハザード!?まさかゾンビ的な…」

真姫「バイオテクノロジーの研究…かしら。まさにクローンを作るのに最適ね」

希「多分ゾンビは作ってないと思うけど…。でもクローンの生成ならそのとおり。なにせこの研究所は、実際にクローンの研究を行っているみたいやから」

凛「えっ…?でもクローンって国の許可がないとできないんじゃ…」

真姫「それはヒトクローンのみの話よ。おそらくそこで行っているのは動植物の話でしょう」

真姫「それに、国からを一般の研究所にヒトクローンの許可を下ろすことはないわ。人口を増やす目的以外での使用は今でも禁忌中の禁忌だもの」

希「せやね。ホームページでの説明だと食用の牛や鶏肉、あと魚とかのクローンの研究をモットーとしているみたい」

凛「へぇ…」

真姫「そして裏では…人殺しの生きる兵器を飼育している、ってことね。人を生かす食物を生産している研究所が、皮肉なことね」

凛「でも場所がわかってるなら警察が一気に捜索したらいいんじゃないの?」

希「それはさっきも言ってたように、その研究所でどれほどのクローン兵を所有しているか知れたものじゃないから…」

希「下手すれば一個の軍隊に相当する戦力だって所有しているかもしれない。ヘタに暴力で解決しようとしても返り討ちにされる」

真姫「仮に押さえられても…犠牲者は免れないでしょ」

凛「あぁ…、そっか」

希「だからまずは研究所内部の情報を探る。建物の構造から研究の詳しい内容も」

希「そしてその際に、出来るならばクローン兵生成についての情報も手に入れたい」

真姫「でも、簡単に調べられるとも思えないわよね。あちらも警戒してるだろうし。まさか教えてと言って教えてくれるとも思えないし」

希「そこでうちらの出番やよ。ことりちゃんの計画によると、うちとことりちゃんが調査員という名目でその研究所に潜入…」

希「そこで研究所の表立った活動の報告を受ける。これで建物内部の構造と一般研究の内容を詳しく知ることができる」

真姫「調査員ね…。まぁそこはことりがうまくやってくれるでしょう」

希「そしてそれと同時にもう一つ…。うちらに気を取られているうちに、どうにかして別口から研究所に侵入」

希「こっちはクローン兵の情報を得る。…かなり危険な任務やね」

凛「へぇ…、…ん?え、でもそれ…希ちゃんとことりちゃんは調査員なんでしょ?誰がやるの?」

希「…指名が来てるのは…凛ちゃん。キミやよ」

凛「ファッ!?」

希「どうやら通気口のダクトから中に侵入できるらしいけど、そこに体格的に入れそうなのが…凛ちゃんくらいしか候補がいないんよ」

凛「いやいやいや!!え、り、凛がぁ…!?待ってよ!そんな危険な…真姫ちゃんじゃダメなの!?もしくはにこちゃんとか!」

真姫「私と凛とじゃ凛の方が小さいじゃない」

凛「そ、そうだけどさぁ…」

希「どうやらにこさんもちょっと前の任務で怪我をして数ヶ月は激しい運動ができそうにないらしいんよ」

希「そこで、ことりちゃんが知る最も体格の小さな凛ちゃんに白羽の矢が立ったというわけやね」

凛「う、うぐっ…!」

希「ことりちゃんだって大切な凛ちゃんを危険な任務に向かわすのは心苦しいだろうけど…」

希「でもこれは、ことりちゃんが一人の探偵としての凛ちゃんを信頼してのことやから」

真姫「あなたもお父さんのような立派な探偵になりたいんでしょ?もう、私たちを応援するだけから卒業するのもいいと思うけど」

凛「…う。い、犬猫を探すのだって立派な探偵だにゃ…。うん、でも…」

凛「そ、そうだね…!希ちゃんや真姫ちゃんだって今まで命張って危険な依頼に立ち向かってきたんだもん!」

凛「そろそろ凛も…、立ち向かう頃だにゃ!」


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