過去ログ - 【ラブライブ】パーフェクトまきちゃん誕生日「未完の最終楽章」
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16: ◆U6VycV8GhI[sage saga]
2015/04/19(日) 21:07:46.41 ID:plFCAcR9o



経験の伴わない知識に私は頭を悩ませた。

私は死んだことがなかった。

私の知り合いにも死んだことのあるものはいなかった。

当時は憤慨する自身の魂を鎮めるためにピアノを弾き続けていたのかもしれない。

そんな私が鎮魂歌を奏でていると、音楽室の扉がまた開く。



のぞみ「なんかスピリチュアルなミュージック」

えり「ハーイ”まき”。久しぶりね」

まき「この前会ったじゃない」

えり「毎日顔を合わせていた頃と比べるとね」



もう春も近いというのに”のぞみ”はものすごい厚着をしている。

毛糸の帽子。耳あて。マフラー。セーター。腹巻。手袋。靴下。膝掛けもマントのように羽織っている。

一方”エリー”は季節感のない薄着。さすがアイデンティティの四分の一がロシアなだけはある。

制服の上には一枚も羽織っていない。このふたりが並ぶと今がいつなのがわからなくなる。


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