過去ログ - 【ラブライブ】パーフェクトまきちゃん誕生日「未完の最終楽章」
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19: ◆U6VycV8GhI[sage saga]
2015/04/19(日) 21:10:03.43 ID:plFCAcR9o



“のぞみ”は知らないこと、わからないことを「スピリチュアル」というらしかった。

なるほど”のぞみ”にとっては死もまたスピリチュアルであった。

人は皆知らないことを恐れる。だからオカルトやスピリチュアルを信じる。

知らないものを指差して「あれはなんだ」と言うのが怖い。だから「あれがスピリチュアルだよ」と笑ってみせる。

ならば「スピリチュアルとはなんだ」という問いに意味はない。

「スピリチュアルについてどう思う」。これが正しい問いだ。

事実、「死」をスピリチュアルと言ったのぞみも「死を感じる」ことに関しては別の言葉を用いてくれた。



のぞみ「ドラマとか映画とかさ、時限爆弾の解除で赤と青どっちを切る……? ってシーンがよくあるよね。

みててドキドキする。まさにそのときウチは死を感じてると思う。まるで自分のことみたいに」

えり「今その爆弾があったら、”のぞみ”ならどっちを切るの?」

のぞみ「ウチ今ハサミ持ってないし」

えり「言ってくれれば貸すけど」

のぞみ「”えりち”は用意がいいなあ。なんでも持ってる」

えり「あらゆる事態を想定してのことよ」

のぞみ「じゃあノリもってる?」

えり「ええあるわよ。道具袋の中に文房具は一通り揃ってる。」

のぞみ「すごいなあ。道具袋持ってる高校生は”えりち”の他にはいないよ」

えり「ハサミがなくても、ノリでベトベトにしたら壊れて爆発しないかも」

のぞみ「セロテープでグルグル巻きにしたら爆発を抑えられるかも」

えり「そんなことが可能かしら……もしくは」

まき「待って」

のぞみ「ああ”まきちゃん”。なんの話だっけ?」

まき「こっちが聞きたいんですけど」

のぞみ「ごめんごめん、冗談」


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