過去ログ - クェス「始まりの物語」 シャア「永遠の物語」
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173:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 23:40:25.03 ID:RZNL6/dFO
QB 「ええい、モビルスーツも次から次へと現れる。いくら倒してもキリが無い」

ほむら 「ぼやいたって仕方ないわ。さ、行くわよってその前に……聞きたいことがあるわ」

QB 「どうした?」

ほむら 「さっきははぐらかされたけど、貴方は……貴方はシャア・アズナブルなの?」

QB 「今の私は自らを孵卵器(うつわ)と規定している。少女の宿願を受け止める孵卵器だ。
   彼女達がそう望むなら、私はシャア・アズナブルにでもインキュベーターにでもなる」

QB 「このマスクは、その為のものだ」

ほむら (白地に目のところだけ赤い仮面……。マスクをつけたインキュベーターの姿、
    未だに慣れないわね)

QB (暁美ほむら、唯一改変前の記憶を持つ少女か……。まあいい。私は私で自分の願いを叶えさせて貰った)

QB (アムロ、お前はかつて私に言ったな。『何故ララァを巻き込んだ? ララァは戦いをする人ではなかった』と)

QB (旧世紀の戦争の無い国でララァに新たな人生を送らせることで、私はララァを救った。
   戦乱の時代にニュータイプとして覚醒した彼女の生まれの不幸、死に行く運命から彼女を救ったのだ。
   後は私がララァと契約さえしなければ、ララァは平穏な人生を送ることが出来るであろう)

QB (これで満足か、アムロ?)

QB (感情エネルギーの収集は宇宙の存続に必要不可欠だ。今この瞬間にも宇宙の総エネルギー量は目減りしている。
   私が手を下さなければこの宇宙が迎えるのは永遠の縮小再生産とその果ての閉塞)

QB (それに対して人類は宇宙どころか母星たる地球すら守ろうとしなかったではないか)

QB (ならば人類は感情エネルギーの供給源として、私はそれを収集する器として、地球に対し宇宙に対して
   贖罪しなければならん)

QB (準備は整っている)

QB (聞かせてもらおうか。新しい少女の祈りとやらを)




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