過去ログ - 女「男君を愛するあまり、>>2の能力を手に入れた」
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896:名無しNIPPER[saga]
2015/05/15(金) 01:06:48.96 ID:v1RZm9mu0
『一時間後』


風紀委員「見事なぐらい、何も出なかったわね……」

風紀委員「着歴やブックマーク、アプリやLINE、Twitterの内容、Facebook、全部チェックしたけど、事件に関係してそうなものは何もなしよ」

友「……まあ、普通はそういうの、携帯には残さねえよな」


風紀委員「そして、電話帳にも従姉妹の名前はなし。多分、別の名前で登録してあるのね……。着歴も辿ったけど、それが誰かはわからないわ」

友「用心深い事で……。感心するわ」

演劇部部長「…………」


風紀委員「財布も調べたけど、こちらも特になし。ポイントカードとかそんなのばかり。現金は七千円と小銭が少し」

風紀委員「こっちは有効活用出来そうね」

友「だな」

演劇部部長「…………」


風紀委員「それで、この後どうする？ 時間も、もうすぐ夜の十時よ。私と友君は大っぴらに逃げている訳だから、それはいいとしても……」

風紀委員「演劇部部長、彼女の場合、両親が心配するでしょうね。もし警察に捜索願いとか出されたら、少し厄介かもしれないわ」

風紀委員「まあ、その前に」


ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ


風紀委員「こんな風に電話がかかってくるでしょうね。案の定、自宅って表示されてる。これは無視するわよ」

友「まあ、出る訳にはいかねーからな……」

演劇部部長「…………」


風紀委員「で、どうする？ この後？」

友「んー……」



安価↓１

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