117:名無しNIPPER[saga]
2015/04/23(木) 01:41:12.96 ID:k92AC9sV0
海未「………希?」
何も声は聞こえません。
海未「……」
私は無言で階段を上り、家のドアの前まで来ました。
ドアをあければ何が起こったのかは分かる、いや、もう大体は分かってる。
それは最悪の結果なはずなのに不思議と私の気持ちは落ち着いていて、それどころか安心すらしています。やっとこの現実から解放されるんだ、と。
きっとドアを開けば彼女だったものと、ついこの間までのような満面の笑みで迎えてくれる彼女がいるんでしょう。それはそれでいいものだ、と思っている自分がいます。
私は本当に卑怯ですね。
128Res/92.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。