過去ログ - 【艦これ】初雪「……いいよ、もう」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:05:31.56 ID:Jt3VHiEP0
砲撃すれば敵が沈む
雷撃すればさらに多くの敵が沈む
作業でしかない
そう、作業
それは敵にとっても同じこと
敵が沈めば味方も沈む
何度も何度も繰り返す
無限に続くこの繰り返し
いつからだっただろうか
何もかもが面倒になったのは
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:06:27.23 ID:Jt3VHiEP0
私が艦娘なんかになったのは、特に深い想いや憎しみがあったわけじゃない
ただ戦争が早く終わればいい
3:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:07:50.03 ID:Jt3VHiEP0
率先的に作戦へ参加し、疲れ切った仲間たちを助けようと頑張った
仲間たちもそんな私を受け入れ、たくさん笑いあった
4:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:08:24.98 ID:Jt3VHiEP0
最初はMI作戦でのことだったか
大規模作戦は他鎮守府との協力のもとに行われる
5:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:09:02.97 ID:Jt3VHiEP0
沈む
沈む
6:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:09:53.07 ID:Jt3VHiEP0
目の前の味方を助ければ、遠方の味方が死ぬ
遠方の味方を助けに行けば、離れた隙にさっきまで傍にいた味方が死ぬ
7:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:10:43.00 ID:Jt3VHiEP0
でも、目の前で壊れていく
泣き叫び、或いは静かに最後の言葉を私に遺す
8:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:11:16.31 ID:Jt3VHiEP0
自身の無力さに絶望した
気が付けば私の鎮守府も生き残った者が片手で数えられるほどまで減っていた
9:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:11:43.47 ID:Jt3VHiEP0
新たな鎮守府に配属された
私は出来る限り出撃要請を蹴り、一日中布団に包まって過ごした
10:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:12:20.59 ID:Jt3VHiEP0
耳に残る死に際の言葉の数々
『嫌…! いやだよぉ…』
11:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:12:55.18 ID:Jt3VHiEP0
どうして私自身は沈まないのだろう
余程運がいいのか
12:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:13:47.08 ID:Jt3VHiEP0
適当に仕事をこなしたらひきこもる
提督がよく私にもっと働けと言うが、知ったことか
13:名無しNIPPER[saga]
2015/04/21(火) 03:16:24.27 ID:Jt3VHiEP0
終わり
『ほんとは得意だし…こういうの』
『私だって本気を出せばやれるし…』
初雪は今の性格になるまで色々苦労したんじゃないかなって……ほんとは得意や本気を出せばっていうのはそう言う意味なんじゃないかって……史実?なにそれ、これ二次創作
でも実際にはちゃんと使えばがんばる…と言ってくれるかわいい子
14:名無しNIPPER[sage]
2015/04/21(火) 06:37:28.81 ID:0fnXeqy6O
初雪ちゃんぐうかわ
15:名無しNIPPER[sage]
2015/04/21(火) 20:21:52.57 ID:XNMAMjrco
乙
16:名無しNIPPER[sage]
2015/04/26(日) 17:04:21.49 ID:7wxQGXk9o
初雪は実は隠れSだと思っている
17:名無しNIPPER[sage]
2015/05/06(水) 02:22:57.81 ID:0id8zOR80
触らないでとかいう人は、なるべくそっと放置しておく方針だが
なんか命がけでチョコを買ってくるのに感銘を受けてLv30くらいまで育ててみた
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