過去ログ - 結城友奈は使い魔(サーヴァント)である
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名無しNIPPER
2015/04/30(木) 01:31:01.89 ID:vLlmLEx/0
だが、その攻撃はヒーローに届くことはなかった。ヒ―ロが避けた訳でも防いだ訳でもない。
まして、セイバーが剣を止めた訳でもない。
なら何故、届くことはなかったのか?それは止められたららだ。牛に似た小さな生き物に、それはヒーローの宝具である精霊であった。
そんな事を知る由もないセイバーからすれば突然のことで少し困惑する。
そのわずかなスキが生まれる、その一瞬にもみたいチャンスを逃すまいとヒーローは技を繰り出す。
「勇者パ――ンチ!!!!」
その時、セイバー未来予知にも等しい直感スキルが告げる。これに当たってはいけないと。
右側避け紙一重でかわす。その攻撃は凄まじく数百メートルに及び地面が深く抉られた。
「な、なんて威力なの…」
驚く凛。
「まさか今の避けるなんて思いませんでした」
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