過去ログ - 少女勇者「エッチな事をしないとレベルがあがらない呪い…?」
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12:1 ◆PPpHYmcfWQaa[saga]
2015/04/21(火) 23:31:52.62 ID:0U4bzWlWo

<夜>

【荷馬車・屋根の上】


傭兵「もうすぐ満月か」

傭兵「日が経つのはあっというまだな」

傭兵「さて寝るか。せっかく荷台を広くしても結局だれかあぶれるんだよなぁ…」

傭兵「さすがにヒーラちゃん達にくっついて寝ようぜとは言えないしな」

傭兵「俺にはここが良い。バザでの生活のほうが違和感があったんだ」

傭兵「……。マオのやつ……寂しがってるかな」


俺は猫の少女の妙ちくりんな方言を思い出しながら身体を休めた。
あいからず横になることはない。
馬車旅に戻った以上、常に周囲に対しての警戒を怠らず有事に備えなければならない。
それが旅での俺の務めだった。

トントントンと荷台車の中から軽い足音がする。
誰かが中のはしごを登っているようだ。
小さなノックの後、屋根に取付けられた蓋が開き、月光に照らされた栗色の跳ねっ毛頭がちょこんと頭を出した。


傭兵「どうした」

勇者「うー…なんだか眠れなくて」


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