過去ログ - 女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」
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◆WbTFDebKjg
[saga]
2015/04/26(日) 07:17:09.12 ID:PAA6lMAPO
一スレ目 D
風邪引きとなった私は、集会所に看護師さんが居たことをふと思い出す。
集会所で看護師さんに診察してもらうと、この人本業は家付きのメイドさんらしい。
”別家” 彼女は雇い主の家をそう呼んでいる。
暫くして熱も引いてきた。
今日は看護師さんにお礼を兼ねてお酒でも持って行こう。この村では酒が人間関係の潤滑油ともなる。
看護師さんと再開し、お酒を手渡すと歓迎された。どうやら酒にはうるさい人のようだ。
”別家”の事が気になったので詮索すると、「興味本位で生き物って死んじゃうんですよ?」と返される。言外の圧力を感じた。
【安価】
@別家さんについて、聞かせてください
Aやめておきます
安価→@
省略したが三連続安価で別家さんについて問いただした。嫌な予感しかしない。
看護師「観念しました」ハァ
看護師「こんなにしつこい人は初めてです……」
これから看護師さんが直々に案内してくれるらしい。
ーー……
到着すると、そこは【高台の建物】だった。
看護士「さあ、入りましょう」
ガシッ
女「っ……少し待ってくれませんか?」看護士「どうしてですか?」ニコ
グイッ
女「ここは立ち入り禁止区域ですし……」
看護士「ここまで来たんですから、後悔はしないようにしましょうね」ニコ
グイグイグイグイ
女「……いやっ、ちょっと待…」
ギィ…
女「……待っ…」
ズルズルズルズル…
ギィ…
…………バタンッ!!
屋内に連れ込まれると、真っ暗闇。
どこからか看護師さんの声が反響してくる。
”別家”とは、酒蔵三家であるポニテさんとロリ……そして残りの一家が、彼女が”別家”と呼び、お世話になっているお宅の事だと。
女「……どうして、それをここで教えたんですか」
『う〜ん、そうですねぇ』
『冥土の土産というモノでしょうか』
クス… クスクス…
女「……どういうこ 『ほら…』
『……なにか、――…聞こえてきましたよ?』
女「?」
ダン… ダン……
−END−
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