過去ログ - 女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」
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47: ◆WbTFDebKjg[saga]
2015/04/27(月) 00:25:30.01 ID:8SiTsQ/fO
ーー……

女「というワケで、連れてきました」

白髪「……」

お嬢「……」

白髪「なにか話したらどうだ」

お嬢「生憎、アンタには以前懲らしめられたもんでね。不用意にくっちゃべると何十倍返しをくらうかわかったもんじゃない」

お嬢「けど、中々愉快な話を聞いてきたんだ」
お嬢「謀? 前に私らが誘った時は、キッパリと断ったくせに。今さらどういう風の吹き回しだ??」

白髪「以前に断ったという事は、勝利の目が無かったんだろう。お生憎様」

女「なんだか、二人とも似てますね」

白髪「話し方は似てるみたいだな。見た目は違うが」

お嬢「こいつ、初めに会った時は蚊も殺さないような文学少女然とした風体だったのに。今はまるで私のモノマネだな」フン

白髪「そうか……この口調はお嬢、君を模倣したものか」

お嬢「何を勝手に納得してるんだ。それに馴れ馴れしくお嬢と呼ぶな。今のお前には何も期待していない」

白髪「おや酷いな。そっちの娘ならいいと?」

お嬢「ああ。ウチに囲いたいくらいだ」

白髪「……次はその女が、新しい神輿というわけだな」
白髪「可哀想に……」

女「お嬢? 穏便に頼むよ……喧嘩腰は良くないぞ」

お嬢「ごめんね女さん。ちょっと因縁があってさ、参っちゃうよね。なまじ頭が良いだけあって、こっちが論破したくても出来ないんだよ」

白髪「……おかしいな」

お嬢「あっ、なんだかデジャヴ」

白髪「人によって態度を変えているようにも見えるが、二重人格……に、近い何かだろう。仲間にするには危うすぎる」

お嬢「結構結構、そっちこそやっぱり要注意人物だな。仲間に入れておけば頼もしかったが、その性格ならそもそも問題外だ」


女「……うーん」

女「お嬢を呼んだのは失敗だったかな……」ムゥ


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