過去ログ - 【咲-saki- ss】穏乃「阿知賀で麻雀部を作って全国優勝するんだ！」
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86:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:38:54.15 ID:ay3CnkKg0
穏乃「そんなことできるんですか！？」

咏「これができるんだねー。しかもだれでも！」

咏「だから私の指導は主に三つ！　一つ、勝てる麻雀の基礎を覚える！　二つ、運を使えるようになる！　三つ、無茶でも読みを深める！」
以下略


87:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:40:06.62 ID:ay3CnkKg0
咏「いいや、穏乃正解。ほんとほれぼれする勘だねぃ」

穏乃「いやー、えへへ」

胡桃「うっそぉ！」
以下略


88:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:41:05.95 ID:ay3CnkKg0
衣「なるほど……だからチャンプは強いのか」

咏「そ。連続和了だけじゃあの強さは説明できない。局が進めば進むほど速度が落ちるんだから。「相手が張っても振らずに手を進められる」からこそあの成績なんだよねぃ」

咏「あそこまでできるようになれとはさすがに言えないけどねー。でも、似たような事は出来るようになって貰うよ」
以下略


89:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:42:45.50 ID:ay3CnkKg0
咏「穏乃、考えなしに打つんじゃない！　ちゃんと当たり牌を予測する！」

穏乃「うぐぐぐぐ……こうかー！」

咏「ロン。これでまた飛んだ。穏乃は局が進めば無類の強さを発揮するスロースターターな能力だね。でもそこまでたどり着けなきゃ何の意味もない」
以下略


90:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:44:03.15 ID:ay3CnkKg0
咏「由暉子の麻雀は一番私に近いねぃ。ただし、性格のせいか防御方面に寄りすぎてる」

由暉子「分かってはいるのですが、どうしても振らない事に集中しすぎてしまいます……」

咏「そのままでいい、とは言えないけどねぃ。自力を上げ、読みに自信が持てるようになれば、自然と要所以外でも力強い打牌ができるようになるさ」
以下略


91:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:44:58.04 ID:ay3CnkKg0
咏「河は自然と迷彩されててダマで聴牌気配を悟らせないってのは、長所ではあるよ。でもそれは聴牌しても相手が引かないって事だからねぃ」

胡桃「むぐぐ……振らないくせにぃ」

咏「そりゃあちょっとわかりにくいくらいじゃ私に放銃させらんないねー」ｹﾀｹﾀ
以下略


92:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:46:43.36 ID:ay3CnkKg0
咏「役満確定能力が強いのは分かるよ。能力の強度が高いのもね。でもその分制限がキツいんだから。まずは典型的な才能麻雀をしないことからだねぃ」

初美「あうぅ、でもでもー」

咏「頼るのは悪いとは言わないよ。でも振り込むのはやりすぎだねー。地力は一番なんだから。どっかでみっちりやってたんじゃない？」
以下略


93:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:47:58.66 ID:ay3CnkKg0
咏「うーん……ちびっこちゃんは一番たちが悪いねぃ」

衣「ちっびこ言うな！　衣だ！」

咏「能力頼りどころじゃない、百パーセント能力麻雀かー。ご丁寧に牌の選択まで勘ときた。才能が服着て歩いてるような子だねぃ」
以下略


94:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:48:39.73 ID:ay3CnkKg0
七月・麻雀部部室

咏「さーて、そろそろ予選が迫ってきたねぃ。そろそろオーダー決めるんだけど……どうする？　じゃんけんで決める？」

胡桃「い・い・か・ら・ちゃんとやる！」
以下略


95:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:49:19.38 ID:ay3CnkKg0
穏乃「はいっ！」

由暉子「ごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ

咏「まー一応、案はあるんだよねぃ」
以下略


96:1 ◆vLICY68Nm3ho[saga]
2015/04/28(火) 22:50:31.55 ID:ay3CnkKg0
初美「月の高さによって力が変動するから、他の位置に据えようもないですよー」

咏「で、こっからちょっと悩んだけど、先鋒は由暉子に任せようと思ってる」

由暉子「え……？　私ですか？」
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