41:下品 ◆ll6J2md5hg[saga sage]
2015/04/26(日) 22:46:25.20 ID:E9xL118F0
濃厚の一言が似合う味わいだった
何層にも連ねる味の歴史は紆余曲折を感じるものであり
食材たちの反発、和解、堕落
その全てがこの黒い歴史書に詰まっている
多くの歴史書を読み解いてきた赤城にも未知のエリアが存在していた
この濃厚すぎる、重すぎるルーの正体だ
ルーを濃厚にする行程は赤城も記憶にある
それはカラメルをルーに絡める過程を加えることだ
そうすることにより濃厚なルーに仕上がるとか
だがそれ以上のものを赤城は感じていた
カラメルを加えるだけの甘っちょろいものではない
もっと他の、想像を超えるほどの食材がこの黒にはある
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