過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:19:26.60 ID:xMzTVhm+o
「(翔鶴さん・・・翔鶴さん助けて)」
一番まともそうな人に視線を送って助けを求めてみると。
「(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい)」
以下略
101
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:20:29.16 ID:xMzTVhm+o
ズガン!
そんな僕の迷いを打ち消すような地を揺らす衝撃が、唐突に駆け巡る。
「え、何!?」
以下略
102
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:21:24.93 ID:xMzTVhm+o
「流石・・・鎮守府ナンバーワンの実力者ですね」
さっきまで縮こまっていた翔鶴さんが何事もなく僕の隣に来ている。
以下略
103
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:23:20.96 ID:xMzTVhm+o
「すごいよ、赤城さん。これが艦娘の力なんだね!」
僕の賞賛を・・・しかし赤城さんは受け取ろうとしない。
以下略
104
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:24:16.81 ID:xMzTVhm+o
「加賀さんでも先ほどの失敗をする日もありますし、五航戦はそれよりもはるかに成功率が低い」
加賀さんにはあれほど食ってかかった瑞鶴も、しゅんとうなだれている。
「知っていますね、提督。人間のあいだで私たち艦娘が何と呼ばれているか」
以下略
105
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:25:29.75 ID:xMzTVhm+o
――僕チャンは女と仲良くやってるのがお似合いなんじゃないの?
士官学校の卒業式でのあの言葉は、僕に対してだけの侮蔑ではない。
以下略
106
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:27:18.04 ID:xMzTVhm+o
「提督、ここに着任が決まって・・・嬉しかったですか?」
「そ、それは」
答えられない。
そして、その無言が僕の何よりの答え。
以下略
107
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:29:07.00 ID:xMzTVhm+o
「何でか教えてくれないかな、赤城さん」
「私たちの上官をやるのは、あなたにとって左遷ですか」
以下略
108
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:30:46.11 ID:xMzTVhm+o
それを屈辱だと感じた。左遷だと思った。
そんな思いで部下を率いようとする者に、誰がついてくるだろう。
・・・・・・誰が命を預けるというのだろう?
以下略
109
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:32:09.18 ID:xMzTVhm+o
赤城さんが静かに口を開く。そこには容赦もなく、一片の妥協もない。
「私たちの実力は・・・人間に言われるように、期待はずれです」
以下略
110
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:33:17.90 ID:xMzTVhm+o
「だから、私は新しく着任するという提督に”期待”していました」
そして、優しい人だ。
僕みたいに覚悟も実力もない甘ちゃんに、気づかせてくれた。
以下略
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