過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:32:09.18 ID:xMzTVhm+o
赤城さんが静かに口を開く。そこには容赦もなく、一片の妥協もない。
「私たちの実力は・・・人間に言われるように、期待はずれです」
以下略
110
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:33:17.90 ID:xMzTVhm+o
「だから、私は新しく着任するという提督に”期待”していました」
そして、優しい人だ。
僕みたいに覚悟も実力もない甘ちゃんに、気づかせてくれた。
以下略
111
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:33:59.21 ID:xMzTVhm+o
「だから、私は新しく着任するという提督に”期待”していました」
そして、優しい人だ。
僕みたいに覚悟も実力もない甘ちゃんに、気づかせてくれた。
以下略
112
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:35:08.70 ID:xMzTVhm+o
”期待”はずれはどっちだよ、僕。
艦娘たちのこと、何も知らなかった。
以下略
113
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:36:34.00 ID:xMzTVhm+o
「あなたは私たちを、どう導いてくれますか?」
「艤装を持たない人間のあなたでは、私たちを戦場で助けることは出来ません」
「無線を使った戦闘指揮?裏方事務?それとも全く別の何かで、私たちを導いてくれるのでしょうか」
以下略
114
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:37:55.60 ID:xMzTVhm+o
辛辣な笑顔ではない。親しげな笑顔ではない。
僕を傷つけるとわかって、それでも言わなければならない事実を突きつけて。
そんなつらさを押し隠すための、悲しげな笑み。
以下略
115
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:39:16.61 ID:xMzTVhm+o
固く握り締めた手に、そっと誰かの手が寄せられる。
しばらく何も言わずに、ただただ瑞鶴さんは僕の手を握って隣にいてくれた。
初めて瑞鶴さんのことが、ちょっとだけお姉さんに見えた。
以下略
116
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:42:27.92 ID:xMzTVhm+o
「とりあえず、瑞鶴さん、翔鶴さん」
「なによ」
「はい」
以下略
117
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:43:25.30 ID:xMzTVhm+o
「どうしたの、瑞鶴さん?」
「どうしたの、瑞鶴」
今度は僕と翔鶴さんの声が重なる。
以下略
118
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/04/26(日) 21:44:23.30 ID:xMzTVhm+o
「いきなりこっ、こっ、こっ」
ニワトリかな?
何にせよ、誤解されているみたいだから説明を付け加える。
以下略
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