過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
1- 20
248: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:29:37.31 ID:B9l9bnRFo
内心を見透かされた加賀さんはムキになって声を荒げる。
そんな子供っぽいところがなんだか瑞鶴さんと似ている、なんて言ったらますます機嫌を悪くするので言わない。


だから、真面目に本心を伝えることにした。
以下略



249:名無しNIPPER[sage]
2015/05/11(月) 22:33:23.01 ID:Y3+meUnDo
>>243
なるほど、やっぱり赤城は身持ちが固いのか
まぁあんなシーンがあったら尊敬が先に来てそういう目では見にくくなるだろうけど


250: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:33:27.40 ID:B9l9bnRFo
まだこちらを見ない、見てくれない。




以下略



251: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:36:16.36 ID:B9l9bnRFo
「でも、私たちの力は・・・あの赤城さんですら不安定で」

「なら、僕が引き出してあげる・・・いや、引き出してあげたい、かな」


以下略



252: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:39:09.35 ID:B9l9bnRFo
少年の碧く澄んだ目と私の視線が重なります。

まるで鎮守府の外に広がる、あの広い広い海へと吸い込まれたようになって、私はしばしの間固まってしまいました。


以下略



253: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:42:21.99 ID:B9l9bnRFo
感情表現が下手なのは、いつも五航戦のあの娘とぶつかってしまうことで自覚しています。


そんな私が今日、秘書艦の仕事を買って出たのは赤城さんを気遣ってのこと。

以下略



254: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:51:23.94 ID:B9l9bnRFo
第四章 初仕事!


夕暮れに染まりゆく鎮守府の一室で、私はあれから落ち着きなく、そして落ち着いて仕事を続けました。

以下略



255: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:52:55.26 ID:B9l9bnRFo
「燃料、弾薬・・・備蓄がこれだけなのに出て行くのは・・・。よく今まで持たせていたな」

「出撃回数に遠征回数は・・・含まれてない。遠征に対して艦娘側に支払われる報酬・・・」

「バケツっていうのは・・・?ああ、そういう・・・これだけは潤沢だな、人間が使わないからか」
以下略



256: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:55:02.20 ID:B9l9bnRFo
上官とするには頼りない幼い少年だと思っていました。私が教えて、手伝わなければと。

赤城さんも、いくらかはそう思ったからこそ私にお願いをしてきたのでしょう。

どうやら私たちは、その傲慢な優しさを改めなければならないようです。
以下略



257: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/11(月) 22:55:50.48 ID:B9l9bnRFo
「あの、提督・・・もうこんな時間なのだけれど」

「加賀さん!」

「きゃっ」
以下略



949Res/421.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice