過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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31: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:29:14.95 ID:xMzTVhm+o
あなたは加賀よりも下とハッキリ言われた・・・事実そうなのは自分でも分かるけれど。

それを他人から指摘されるのは何よりも耐え難かった。

それを受け止めて歯を食いしばれるほど、心はまだ成熟していなくて。
以下略



32: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:30:20.69 ID:xMzTVhm+o
「ふん、だ。私、演習に行ってきます!」


むくれた瑞鶴は部屋を後にして、演習場に向かうことにする。

以下略



33: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:32:07.56 ID:xMzTVhm+o
ひどい目にあったけれど・・・今、僕は改めて思う。


女の子とキス、しちゃった。
それもこんなに可愛い子と。
以下略



34: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:33:34.53 ID:xMzTVhm+o
それでも僕は、突然のことに嬉しさなんて感じる暇もない。

何しろ次の瞬間、飛んできたのは爆撃機なんだから!

更に気になるのは、その直後に僕の視界がおかしくなったことだけれど・・・。
以下略



35: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:34:26.37 ID:xMzTVhm+o
キスの少女はまだ冷静さを欠いているようで、真っ向からこちらに喰ってかかる。

それにこちらも全力でこたえる。


以下略



36: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:35:38.78 ID:xMzTVhm+o
武道・・・白い道義に胸当てをしているので、弓道を嗜んでいるのだろうか?

それにしては赤の袴・・・というよりスカート・・・が短い気がするけれど。


以下略



37: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:36:19.20 ID:xMzTVhm+o
かあ、っとまた顔が赤くなる。

僕の顔を見て何か勘付いたのか、キスの少女はますますヒートアップしてしまった。


以下略



38: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:37:41.04 ID:xMzTVhm+o
「瑞鶴。あなた何をしているの」

「もう、執務室がボロボロじゃない・・・すみません、先輩方」

「とにかく、状況を整理しましょう」
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39: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:38:34.76 ID:xMzTVhm+o
瑞鶴・・・と呼ばれているのはキスの少女の名前だろう。

彼女は僕よりほんの少し歳上という感じだけれど、他の三人は完璧にお姉さんだ。


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40: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:39:40.73 ID:xMzTVhm+o
「爆撃のことは置いておくとして、まずはあなたの事を教えてください。何故鎮守府に?」


流れるような黒髪に理知的な瞳。物腰は柔らかくって、それでいて有無を言わせぬ口調。

以下略



41: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:40:34.01 ID:xMzTVhm+o
「今日からこの横須賀鎮守府の”特別”提督として配属になりました」
「よろしくお願いします」


僕以外の四人が息を呑む。
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