過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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379: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:43:01.47 ID:k//qOu3bo
一航戦や妹は廊下に出て先を行っているため、少年と連れ立って部屋を出る。

隣を歩いているのが妹ではなく・・・瑞鶴よりも少し背の低い少年だということに、新鮮味を感じた。

そういえば、少年といる時は常に瑞鶴も一緒にいたため・・・こうして二人きりになるのは初めてだ。
以下略



380: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:44:09.15 ID:k//qOu3bo
「ちゃんと、出来ていたかな・・・僕。頼れる提督に見えた?」


不安げな表情で、こちらを覗いてくる碧色の瞳・・・。

以下略



381: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:45:02.85 ID:k//qOu3bo
瑞鶴に向ける親しみや慈しみと全く同じ気持ちを、この少年にも抱く。

意識するまでもなく自然に・・・不安げにこちらを見る少年へと手が伸びていた。


以下略



382: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:46:23.86 ID:k//qOu3bo
「やめてよぅ・・・」

「ふふ、ダメです」


以下略



383: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:49:48.07 ID:k//qOu3bo
おそらく、それは違う。

違うと、翔鶴は自答する。

自分が少年に対して抱いた感情と瑞鶴が抱いている感情は、似ている様で全く別のもの。
以下略



384: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:50:35.63 ID:k//qOu3bo
「提督のおかげで、鎮守府は今までより明るくなりました」

「瑞鶴と加賀さんの仲も良くなったし、今度は資材まで」

「少しずつですけれど、確実に・・・あなたが頑張っているのはみんなが知っていますよ?」
以下略



385: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:51:36.78 ID:k//qOu3bo
「瑞鶴の爆撃・・・上手くいくでしょうか?」

「ううん、多分・・・このままだと」


以下略



386: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:52:54.45 ID:k//qOu3bo
「どうなさるおつもりですか?」

「そんなの・・・決まってるよ。瑞鶴さんが嫌がることは出来ない」


以下略



387: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:54:37.74 ID:k//qOu3bo
それをしてしまえば・・・おそらく簡単に私たち空母の爆撃は安定するようになる。



『提督』として判断を下すのならば、するのが当然・・・そしてそれが咎められることはない。
以下略



388: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/17(日) 16:56:04.20 ID:k//qOu3bo
おそらくまた、瑞鶴とこの幼い提督はすれ違うだろう。これから先、何回も。


では、自分は?

以下略



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